第78章 火の都
・入賞者達の願い一覧
ルパンは別荘
サクラ、小狼、黒鋼、ファイは羽の協力
ルアンは新居(結婚する為、寄宿舎(2886,4021ページ参照)から移動したい)
エドとアルの兄弟は、失ったものを取り戻す力を身に付ける為の修業
他の皆は、願いの保留を選んだ
閑話――お終い
天の炎を焼く――
つまりは…
『結界を自ら発する火』として作り変えるということだ
ラピュタの火の源=エネルギー源と仕組みを理解(解析)した
それに伴い、『未来永劫続く結界』へと転化させた
そして…ラピュタの火(雷)により、永続的に『邪念や邪な行為』のみ狙撃し強制的に爆炎とさせる、無尽蔵に続く爆炎現象を起こす、焼き尽くし続ける機能を持った結界(火そのもの)とした←4277ページ参照
今度は、神国の結界がラピュタの火に撃たれて、そういった機能を持った火そのものとなったように、天の炎に射出すれば済む…という話だ
同様に限定的な狙撃機能を持った火を、自ら発し続ける天の炎へと生まれ変わるのだから…
自ら寄せ付けないよう、その機能はまさに結界の如く……未来永劫に渡り、続いてゆく……
既に天の炎の内側の浄化は全て完璧に済ませてあるのだから、それだけで済む話となった――ということだ
僕の好きにしたらいい、というのも…また……恐らくは……←天を仰ぎ、滅神を見やる
………図星か(ぼそ)
不意に口から出た言葉に、酷く納得が行った
創世神の心としての覚醒…?
そう、胸に浮かんだ想いを口には出さず
訝し気な目で、ケイトを見やった
だが…全くもって、違いが判らなかった
首を傾げるばかりなのだが…
あの平穏とした態度、淡々とした面持ちから、薄々変化は感じてはいる
何が起こっても不思議じゃない…それは、ケイトから沢山学んできたことだ
事実…ケイトは……今、誰よりも強い
ケイト「?」
訝し気な目を向ける僕に、今度はケイトが眉を顰めた
何かあった?とでも言わんがばかりの表情で…
それに僕は、頭を振った
気のせいだ、とも笑い掛けた
するとケイトは笑い掛けてくれた
安心したようであくびを一つし、僕を抱いて眠りにつき始めた
リヴェリアにも説明は終えたようだし部屋に帰って…
え?ここで寝るのかい?;
でも…
仕方ないか;はあっ;(嘆息)