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Unlimited【ダンまち】

第78章 火の都





相手の事情も都合も一切何も気にせず、
自らの勝手や事情や都合で自ら巻き込み、一方的に蹂躙する

そして知らない(知ろうともしない)から、その埋め合わせ(後始末)をしない


なるほどね…

その行為そのものが、「合わさない、寄り添わない行為(癌)」、か
始祖神&テロップ『その通り!!』



そこから更に、学ばない



誰もが失敗はする
だが、そこから学び、減らそうと努力することが出来る

そこを、自分に都合よく歪め、成長しないことを正当化する

無理に押し付け、歪め、歪める行為をも強要し、共に「堕落」の道へ進んでいってしまう


そこに問題があるのに、本人はどこ吹く風…

なるほど
これではどうにも出来ない



どう転んでも、どう在っても、癌化から逃れられはしない
始祖神「そう!」
テロップ『だから繰り返す!』
始祖神&テロップ『最低の極み!!』

ケイト「大変だねえ;」しみじみ遠い目


それはそうといいのかい?

そうこうしている内に数分経って、日付が変わってしまった訳だけれど
ケイト「ああ、いいの

もう直に終わるから」

フィン「?何g
どぉんっ!!!!

突如鳴り響いた爆音に、僕は飛び起きた


G騒動後、落ち着かせ、宥めた後…
僕等はベッドに横になったまま、軽く話し合っていた

未だ眠れぬケイトに合わせるように…



フィン「…!!(瞠目)

これ…は……」

リヴェリア「何が起きた!?」
ケイト「決まってるだろ

敵襲だ」
「「!!」」

神の力で捉えたのは…黒い竜だった


リヴェリア「迎撃の準備を
ケイト「出なくていい

直に帰る
もう消える所だ」

ふっ

言われると同時に、姿を消した


ケイト「羽の力って奴だろうな…

……
明朝…いや、もう日付が変わってるから今日か

朝頃に、動き出すだろう」

ずっと真剣な表情のまま、ケイトは淡々と語り出した


邪念を持つもの、邪な行為を働くものを断じて許さない
立ち入りも、存在そのものをも

そういった絶対的な領域

解析を完了と同時にそれを実行した所で、この事態が起こった



もし…していなければ……





どうなっていた――?






ケイト「消えてただろうな

跡形もなく」

心の中の問いに、静かに答えた


フィン「見えていたのかい?」
ケイト「いや全然」きっぱり


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