第78章 火の都
魂の色は余程のことがない限りは変わらず、そのままであることの方が圧倒的に多い
魂の【色】は、魂の性格を表わす←3052,3053ページ参照
赤、自己強化(属性を一体として発揮)
属性→自身と一体化→発動
緑、他者強化(属性を他者として発揮)
属性→自身と離別化→発動
青、繊細さ(属性を最も速く発揮)
属性→発動
流動性が最も高く、属性を奥深くまで潜り込ませた上で属性同士で増幅させ合って発揮
魂の【色】は、『神の魔力』の【操作】における適性。
それを極めて生み出す技、『奥義』(3587ページ参照)が後の属性という現象の支配において必要不可欠な存在となる。
魂の〖属性(本質)〗は、『神の魔力』により起こす、扱う〖現象〗における適性。
同じ『奥義』は一つとして無く、人の数だけ皆異なるという――←3637ページ参照
『神の魔力』自体、魂が神の位にまでならなければ発現し得ない。
理由は…言わずもがな。
勝手な理由で、急で急に巻き込まれたり殺されたら溜まったものではないからだ。
そこを理解できない人に、世界を好きに出来る力が渡ったら大変なことになる。←3990ページ参照
世界中が死んでも構わないだなんて思ってもみろ。
魂の意思を汲む力は、その使い手の本意を汲み取って叶えてしまう。
つまり…世界を死なせてしまうことにもなる。
余波を防ぐには、0にするには、
本人が真に願っていなければ、防ぎようも無いのだ。
欠片でも思っていれば、それをも敏感に行ってしまうのだから…‥
全体への影響、迷惑を考えた上で、巻き込まないよう細心を続けていた。
それを怠らない限り、学びに変え続ける限り、闇に飲まれることはない。
決して――
だから…神器を、授かった…
原初の神々からの、信頼の証として――
僕等、だけが……
後にも先にも…神器を授かるのは、僕等だけなのかもしれない。
そう、考えていて思った…‥
通常時
瞳孔は丸、虹彩は焦げ茶色
力使用時
瞳孔は縦長、虹彩は金色←ドラゴン・ソウルやドラゴニュート、龍の力解放時
瞳孔は丸、虹彩は白色←始祖神の力解放時
現在、力を使うと
通常時と変わらぬまま、魂の色のみが出るようになり、光輝くことはなくなった。
他への影響、睡眠や仕事の妨害を避ける為に、そうするようにしたらしい。