第13章 結婚式と初デート
素直ないい子なんだけど…利用されないか心配だな;(う~ん)
そう考えた矢先、当のケイトは店員からペアリングを薦められていた。
「浴衣姿もお似合いで新婚さんですか?」
ケイト「えへへ//今日結婚したんです^^///」にこにこ
「記念にどうですか?限定物ですよ」
ケイト「わあああ//(キラキラ)
買おう?買おう?//」ぱああ
フィン「うん。
そんなに期待に満ちた眼を向けられると、物凄く言い辛くなるね;)
結婚指輪をしていること、忘れたのかい?
そもそも買ってどこに飾る?」
ケイト「あ…」
フィン「どうせなら同じ限定物でも需要のあるものにしないとね」片目瞑&苦笑
ケイト「わかった!」こく
「いい夫をお持ちで」
ケイト「そうなんですよ~。私にはもったいないぐらいで///」でれでれ
…とりあえず引き剥がさないと大変なことになりそうな気がする;
「浴衣姿もお似合いですね。
靴の方もペアルックのがあるのでそちらにしてはどうでしょう?東洋の下駄というものらしいですが」
ケイト「うーん、裸足になって履くのかな?どうする?」
フィン「それはここでもいつでも使えるんだね?」
「はい!限定の浴衣も付けてペア価格で安くお売りしますよ!^^
おまけにこの浴衣を着てくれば館内着分の金額を払う必要なし!」ぱんっ!(手拍子)
フィン「なるほど。長い目で見ると安くなるという寸法か。商売上手だね^^
じゃあ頂こうか」微笑
ケイト「また来れるように願掛けだね!b」キラン
フィン「それもある。いい想い出にもなるだろう^^」くす
ケイト「よぉし!ここぐらいは私に奢らせろーい!^^♪」拳振り上げ
フィン「ははっ。じゃあ有難く頂こうかな^^」
「毎度ありがとうございまーす♪」
ここの店員はどうやら商魂たくましそうだ。
隙さえあらば言葉巧みに買わそうとしてくる。
まあ損にならないのなら、今日ぐらい遠慮なく買わせてもらおうか(微笑)