第78章 火の都
愛している――
その言葉に…いつも通り、君は言った
私もだ、と
それから…
ハイテンションになったのか、ラストスパートとばかりに飛ばしに飛ばし…‥
その勢いのままに突っ込む等、誰も思う由も無かった…;
うん――仕方ない、わかってはいる、わかってはいるんだが…;
ンー…;
数分前とは言え、抑えるべきだっただろうか?;
そう思わずにはいられなかった;
置いておこう
そして…開会式が行われるよりも半時間前
『スカイリング大会記念品』として売り出された『水布団及び水毛布』は瞬く間に売れに売れ、
経済的に大いに潤うことになったのは言うまでも無かった
・ちょこっと閑話(おまけ)
シン母「マントと言うからには、女性には?」ひそひそ
店員「勿論!水を魔法のように身に纏い扱うことが出来ます
光の屈折も利用して人魚に変身も出来ますし、魔女の衣装にも」
シン母「やりぃっ!!」ガッツポーズ
『じいいいいいいいいい』じと目
シン母「はっ!)
やあねえ、やらないわよ^^;
ほほほほほほっ」手の甲を口元にあて高笑い
シン父「どーだか…」じと目
シン「ね…」じと目
シン母「おーっほっほっほっほっほっ//」視線全身ごと逸らし←みえっぱり
閑話、了
そしてそして…
ケイト「開会式が…いよいよ…始まる!!」かっ!!
フィン「ケイト…そんなに身構えなくても逃げないよ?^^;」
ケイト「恐い、無理、やっぱ人混みヤダ!」震
フィン「で…それはそうと、青地に白円環と決まった訳だけれど
青色はどんな色にする気だい?
空?海?」
ケイト「両方で!!」
フィン「え?」
ケイト「空と海を繋ぐ!で、白い円環に帰す!
どうだ!!」キラン
フィン「……;
帰してどうするんだい?;」苦笑
ケイト「え?ダメ?」きょとん
フィン「……その言い方だと、まるで…死に帰すみたいな物言いだけれど
ケイト「はっ!!;)
ダメか…;」
フィン「ダメだろうね;(こく)
縁起が悪いし
せめて言い方を変えようか
白い円環の元、空と海を繋ぐ架け橋となる
で、どうだい?」
ケイト「お願いします!!」キラキラ
フィン「……‥^^;
もう少し…考えて発言するようにね?」
ケイト「///←こくこくこくこく!!
大好き!!//」ぴとっ←抱き締め
テロップ『ゾッコン』