第78章 火の都
フィン「……国旗?」
ケイト「そう!
コクーンの国旗、いい加減はっきり決めないと困るって言われてさー
どんなのがいいと思う?」
フィン「ンー…そうだね
やっぱり、平等を謳うのがいいと思うよ?
ほら、君の額の紋様とか」
ケイト「あー…
でもなあ
あれって、円環の中に円があるから、中央の円以外は人じゃないって言ってるみたいでなんかヤダー」
フィン「じゃあどうするんだい?^^;」
ケイト「うーんーー
そうだ!
〇は賛成なんだよね皆」
フィン「?そうか…暗闇を照らすとか?」
ケイト「いいね゛え!天使の輪っかか!」
フィン「ケイト?^^;
所々発音が…;」
ケイト「あ、ごめん;前世の口癖が;」
フィン「いやまあ、いいんだ
別に謝ることじゃない
で…どんな感じだい?」
ケイト「ん!
真っ黒の中央に、〇!!
を、2つ!!」←◎にする
フィン「?これは一体どういう?」
ケイト「何も考えてない!!」
フィン「え?;」
ケイト「ほら、お前が光子郎だった時
私は神聖っていう紋章だったでしょ?
その時のをまんま持ってきた!」
フィン「あー…蛍光灯みたいなものか」←ミミが言っていた当時を思い返す
ケイト「そこは言わないでよおおお;」←当時を思い返して全く同じ言葉を
フィン「あはは^^;
済まない済まない
ンー…そうだね
もう一捻り欲しいかな?」
ケイト「わ!わ!わ!
そ~れそれそれ♪」
フィン「ケイト…僕が日本の頃の時にした踊りはしなくていいんだよ?;」
ケイト「ごめん;ワールド音頭が突然出て来た;」
フィン「ははは^^
まあそこは置いといて…
どうしたい?好きな色は?中央は円環、周りは無地で行くとして」
ケイト「白と青が好き!」キラキラ
フィン「じゃあこうしたらどうかな?
中央の円環は白で神聖さを示して、他を青色の無地でどうだい?」
ケイト「いくうううう!!それでいくうううう!!」キラキラ
フィン「はははっ^^
(言うと思ったよ)
よし、これで決まりだね?」
ケイト「うん!!
これで決定!!」
テレポートを付けたのもあって、
空中都市コクーン、水上都市オルガノ、精霊都市アルルェーチェ(旧名はアルルェーチェ街)からでも一瞬で行けるようになった
青地に白い円環は、神国コクーンのシンボルとして大いに有名になった