第78章 火の都
『買ったわ!!!買いだな!!!』
シン父「病床の時ほど辛いものは無いんだ!(ぷるぷる)
動きたくても動けねえし、体も辛いし重いしだるいし」←こんこん咳をして寝込む当時を思い浮かべる
店員「苦痛制限機能も付属されております」
シン父「マジ!!?」
シン母「あなた!これ凄いわよ!!」
店員「お子様の方も、年齢及び学年が中等部から高等部、高等部から大人に上がっていく内に自動更新されて行きます
そのお代引きは無料でさせていただいております」
シン父「おお!」
シン母「よかったわね、シンちゃん!」
シン「それよりもおねいさん」
店員「?
はい?」首傾げ身を屈め目線を合わせる
シン「オラとデートしませんか?」きりっ←背を向けて目だけ向け、まゆを上下に動かしながら見つめ人差し指を立てる
シン母「こら!!」
ぽかぁん!!!←ゲンコツ(シン母からシンへ)
シン母「済みません済みません;お仕事中;」ぺこぺこ
店員「いえ、慣れてますので^^;」
シン母「え?
慣れ?;(自慢?;」眉顰め
店員「以前にご会いになってその時にも^^;」
シン「おおーー!!おねいさんオラのこと覚えてたのー?
奇遇ですなああ//」にまにま
ぱかぁんっ!!!←ゲンコツ(シン父からシンへ)
シン父「じゃねーだろ!!;おねいさんの迷惑も考えろ!!;」
シン「済みましぇん…;」ぴくぴく
シン母「ホント、お騒がせしました;」ぺこぺこ
シン「オラからもよく言って聞かせておきますんで」ぺこ
シン両親『お前のことだろ!!;』
店員「まあまあ^^;」どおどお
シン父「ご迷惑お掛けしました;」ぺこぺこ
店員「いえいえ、お気になさらず^^;
ぼく、またご相談事でもあったら、気軽にね?^^」すっ←身を屈め視線合わせ
シン「はい!//←気を付け
ぼく、おねいさんのスリーサイズが聞きたいなぁ~//♪」
ぱかぁんっ!!!ぱかぁんっ!!!
シン両親『いい加減にしろ!!!&しなさい!!!』
シン「ほい…;」ゲンコツ両手で押さえ
なんて騒動があったらしい
何事もなく終わってよかったと安堵の息を零していたそうだ
赤子が生まれた時には無料で贈呈される、との確約がされていた
赤子は体温調節がうまく出来ないからね
アルとディの為にもなるし、ひいては国民全員の為にも通ずる…僕が協力したのもそこありきだ
