第13章 結婚式と初デート
フィン『海の治安を護る為に食人花を買い取るなんて神ニョルズも思い切ったことをしたものだね』
ケイト『食人花ってあの新種かあ…とんでもない;』
フィン『第二の入り口を見つけることは、闇派閥の残党、そして穢れた精霊(デミ・スピリット)の暗躍を阻止することにも繋がる。
メレンに面している汽水湖、ロログ湖で獲れた海産物はオラリオにも出荷されていて
その湖の底にはその昔ダンジョンと繋がっていた穴があるわけだが、現在は塞がれていて使用された形跡もなかった。
消去法で行くと…後はさっき言った通りだ』
ケイト『なるほど。メレンに行った理由がよくわかった。
確かメレンよりも前だったよね。
59階層までの遠征へ出発したのは3月1日、14日までだったんだよね?』
フィン『ああ、そうだ』
ケイト『50階層まで5日、往復10日。
4日ほど18階層でのポイズン・ウェルミスの解毒と休息に当てたとして…
3月15日に遠征でのドロップアイテム等々を然るべき所へ、晩に豊饒の女主人で打ち上げ。
3月16日に旅行の計画を立てる。
3月17日にメレンへ出発、遠征のような戦闘へ発展。
3月22日に慰安旅行から帰還、一日ゆっくり休む。
3月23日の晩から豊饒の女主人で打ち上げ。
3月24日の朝に出会ったから…って長い!!;』
フィン『はははっ^^
まあいずれにせよ、次の遠征の目的は資金稼ぎと第二の入り口を見つけ出すことだ。
でも緊急馬車の速度からして、その日中に終わるかもしれない。
初めての試みだからね。オラリオ中の注目の的だ』
ケイト「『なるほど』
あのさ、フィン」
フィン「?どうした?」
ケイト「キスしたい」
フィン「……何で爆弾発言をするかな;」頭押さえ
ケイト「んー…なるほど。そういうことを考えていたのか」じー
フィン「…やられた;」がくっ←肩落とす
ケイト「ねえねえ。駆け引き巧くなった!?」キラキラ
フィン「そうだね^^;
とりあえず、できれば僕を相手にしてはしないでもらいたいというのが本音かな。
考えも読めるのだろうから」
ケイト「わかった!」こく
これで一安心、かな?^^;