第78章 火の都
僕に関しては……
死よりも何よりも大事な『最愛の』人←ここ重要!!
よし…教科書に載せよう!!!!
皆(ケイト以外)&テロップ『壊れてる!!!;』
やかましい!!!!(かっ!!)
フィン「瞠目)はっ!)…」
ケイト「なに?
どうしたの?」首傾げ
フィン「いや…
どこからか、破滅のロンドが聞こえた気が」
リヴェリア「お前達は一体何をやっているんだ…;
はああっ;」しみじみ嘆息
この暴走は、死んだ後も続くことになる…
なんて、当時は思いもしなかった訳だが…(苦笑)
同じなんだね…
雲放電を見ながら、うっとりと目を細め、満面の笑みを浮かべた
フィン「?何がだい?」
ケイト「雷に光と時が綺麗に溶け込んでる…」
フィン「気に入ったのかい?」
ケイト「うん!(瞑目し、微笑する)
たとえどんな系統になろうが、私はお前に惚れるよ^^//(にぱっ)
丸ごと全部大好きなんだもん^^//」にっこおお
フィン「//////////////////」
かああああっ
ゆでだこを通り越していた
ケイト「?なんかあったの?」
リヴェリア「恥ずかしくないのか」眉顰め
ケイト「?なにが?」
テロップ『本音Only!
気付いてない!!』
フィン「だからいいんだ…//」俯
ケイト「?」きょとん
ぱちくり
リヴェリア「ふっ…違いない」
ティオナ「ねっ!^^//」
アイズ「うん!//」こくこく
皆『ふふっ^^//』くすくす←顔を見合わせ、笑い合う
ケイト「?
???
んん??」眉顰め腕組みし頭捻る
何度生まれ変わっても、気付いてはくれなそうだね…君の魅力
まあ言うまでもないか……
一瞬とは言え、選びかけた…
実母と実姉が、父母と妹が生き返ることを
でも…それは、皆と出会えないことだった
皆との時間を否定する行為だとわかっていた
だから――
拒んだ
愚問だろう…
過去に遡って、喪ったばかりの君を勧誘する悪人もいた
が…
その差し伸べられた手を、ケイトは拒絶した
私一人の勝手で、捻じ曲げていい訳がないだろう、と
どんなに力があったって!何が出来たって!大事な人なのに!好きに扱っていい訳ないだろ!!!?と
急に巻き込まれて、死にたくない、寿命が残っている者達のみに留めている現状から察せる――