第77章 新時代の幕開け
始祖神「もうやめておき
期待してもどうにも出来ない
儘ならないのが人間だから
どうやってもどうにもならない問題
気にしないことが肝心」
ケイト「……それは…
操られている人でも?」真剣←哀しそうに目を細める
始祖神「ええ、そう
認識に縛られ、決め付ける
正しいと信じたい、けれど真逆だった
その現実を見ることが出来ない
それを選ぶのもまた、人――
だから…好きにするだけ、させておくしか出来ない
人は、支配出来ない
その心も、決断も、想いも…」
始祖神&ケイト「「その本人だけのものだから」」
ケイト「…(微笑)
…(瞑目し、目を伏せる)
だよね?」
始祖神「ええ
なので…
諦めるより仕方ないのです」
ケイト「そっか…‥
ありがとう…
とても、言い辛いことだったよね」
フィン「何度も聞いたけどね?」
ケイト「ぐさあっ!!)うぐっ!」
フィン「それでも諦め切れない君は無理ばかりして」
ケイト「だってだって;」あわあわ
『はいはい』
フィン「わかってるよ…
何で、そんなに拒んだのか、必死に覆そうとしたのかもね…‥」腕組みし片目瞑り
ケイト「…‥」瞑目し、僅かに頷く
『大事だから』
ティオナ「いっつもそれだよねー、ホント不器用!」
アイズ「うんうん」こくこく
フィン「いつ来たんだい?;」
「「今」」
リュー「そこに救われたのです」
アイシャ「本当だよ^^」くっくっ!←腹から笑い声が抑えられない
アスフィ「ええ、いつも…」
『諦めが悪いったら無い』
フィン「だが、そこがいい」
ティオナ「そう!」
『だからいい』
アーニャ「大好きニャ!^^//♪」
そう、何度も何度も頷く僕等に対して…ケイトは
ケイト「お留守番の意味は…;」唖然
アイズ「ごめん…
やっぱり、一緒に居たい」
リヴェリア「まあいいだろう
留守を任せるものも、非常に強い訳だしな」
ケイト「でも半分の勢力が一堂に会して攻め入るとか言われたりは;」ぐるぐる
イリア「ご安心を
プロメテウス様は既に予言で記しておられました」
ケイト「あ、そう;
予言、便利ね」汗硬直
テロップ『ケイトは思考を放棄した!!』
時を同じくして、クラーケン
もといイカの刺身、イカの醤油焼きも出来、皆で美味しくいただいていた
とても幸せそうに笑う君に、僕等も幸せを抱いた