第77章 新時代の幕開け
リュー「まずは…ある程度の実力を持ち、想定外の事態にも対応できる応用力のある部隊が望ましいと思います」挙手
アスフィ「そうですね…
ならば、私は行った方がいいでしょう
火の原初の魂ですし…何より」
『?』目を向ける
アスフィ「原初の火の解明にも向くかと」キラン←要は知的好奇心
リヴェリア「なるほど、ならば私も付いて行こう
見張らねば」ぎんっ!ケイト睨視
ケイト「ぴっ!;」怯え及び腰
フィン「はははっ^^;頼むよ」
ティオナ「え~;
どんどん埋まってく;
私はダメなの?」
フィン「うう~ん…こちらの防衛も頼みたいからね」
アイズ「私は?」
フィン「ンー…
悩ましいけれど、君も防衛を頼みたいな
アリアのことも気掛かりだろう?」片目瞑り笑い掛ける
アイズ「!」瞠目
フィン「…親子の時間も、大事にした方がいい」瞑目
アイズ「……」
フィン「それも……十年近くぶりともなるなら、ね?」微笑
アイズ「………
うん…(微笑)
ありがとう」
意外だね…
てっきりついてきたがるとも思ったが……
窮状を訴えられたケイトが動くのは当たり前として
意外な変化を前にして、僕は固まっていた
ケイト「善は急げだ、すぐ行こう!」
ヘルメス「待った待った
慌てる話じゃない、気楽に行こうぜ?」
フィン「…何を考えている?」
ヘルメス「なぁに…伝説を前にして、見に行かないという手は無い!
俺も連れてってもらおう!その為に…!!
神でも行ける手段でお願いしたい」キラン
切実に!!
という言葉に、「ヘルメス様…(イライラわなわな)」という叫び無き怒号が聞こえ、
皆は、咄嗟にヘルメスとアスフィから距離を置いた
綺麗に左右に割れ、流れるように音も無く離れようと動いた
移動が終わった瞬間、
アスフィの叫び声が食堂に木魂し、ヘルメスはぎったんぎったんに痛め付けられていった
止める術は無い…
ガレス「わしも防衛か?」
リヴェリア「どちらかと言えばそちら向きだな」
フィン「留守は頼んだよ、ガレス」
ガレス「やれやれ、仕方ないのお」嘆息
ガレスとアイズとティオナとティオネとアルとディは留守番
ティオネ「団長おおおおお!」
フィン「留守は任せたよ?ティオネ」微笑
ティオネ「はい!お任せください!!^^」
ティオネ「ちょろー…」