第77章 新時代の幕開け
ヘルメスが追いかけていた尻…
それは…
ヘルメス「ケイトのことを知っているかい?」キラン
「し、知りません^^;(怪しい人(神)、関わらないでおこう」
ヘルメス「何だ、つれないなあ」苦笑
知らない女(ばかり)をナンパしまくっていた…
というのも…
ケイトについて知っているか?知らないのなら教えてあげよう
知っているのならば是非とも知りたい、教えてくれ
だそうだ…;
そして最終的に辿り着いたのが
プロメテウス教団の一人、イリスだった
よく知っている、とのことだったので…
始祖神のことから創世神のことまで全て教えてもらい、それと交換条件に…あることを提示された
それは――新たな冒険者依頼(クエスト)―――
フィン「オリンピアの火、原初の火は3000年前からあるという…
が、それは――
神卵を宿しているのではないのか?」
オラリオにオリンピアの使者が来ていた
というのもあり、話題に挙げてみた
だが、その返事は手痛いものだった
ケイト「そんな馬鹿な話ある訳ないでしょ
3000年前って何?
たかがそんな程度の年数前で原初なの?
いい?
始祖神の涙、世界樹は、お互いに『5万年前』から続くものなんだよ?
他が遅れてる訳ないでしょ、そんな何万年もさあ」嘆息お手上げ
フィン「…;」いらぁ
少しイラつく言い方だったが、そこは横に置いておこう
ああ…確かに、思考が足りていなかった
そこは認めよう
だが…だが!頼むから言い方を考えてくれ…!!;(くぅっ!)←歯噛みし拳握る
ただの憶測というか、興味本位とも言うが;
知的好奇心に、あんな言い方をしなくてもいいんじゃないか?
ケイト「うん、ごめん;」
…声に出ていたようだ;
深々と何度もお辞儀し謝られ、馬鹿にするような態度を取ってしまったことまで謝罪された
いや、まあ…始祖神の記憶があるから当然なんだろうが…こっちは違っていて…;
済まない;
お互いに謝罪し合った…
これで流すとして…
リヴェリア「行かない手は無いな」キラン
フィン「待ってくれ
今から行くとしてもそれ相応の手続きが必要で
それが必要でないくらいうまい話が
ヘルメス「あるぞ!!」ばぁんっ!!←扉を叩き開ける
『げ…』
厄介事がやってきた
とばかりに皆の目が集まった