第77章 新時代の幕開け
光栄だね、とだけ付け加えておいた
それに対しての返答は…
ふっ、と小さな微笑のみだった
まあ良しとしよう…肝心な部分もわかって安心した
その時…例の美術絵画が完成してか、市民登録が為されていた←1082ページ参照
絵がうまく出来、貴族と張り合いながらも高め合い、完成した絵画が力作ということもあり、
国王直々に褒め、国民として認め、神国の市民カードを手に出来、家族も共に住めた寮から、念願の家、自宅を手にすることへと進めたそうだ
そんな法律も作ったね、そう言えば…優秀であれば認める、といった内容も
お陰で、学舎でも変わらず高め合う下地、素養が仕上がってきているそうだ
これ幸いとばかりに、学業サポートサービスというものも構築されており、
様々な専門分野の方々、研究者に至るまでが、学舎の面々の勉学を全面サポートしているらしい
それに伴い、更なる発展が次々に…と、正の無限ループが発生していっていた
うん、実にいいことだ
異空間建築というのもあって、希望のエリアに場所も取らずに次々に望みの間取りの家が…
というのは、まあ置いておくとして……
話を戻そう
フィン「やはり…木という概念に?」
リヴェリア「ああ、概念そのものと化しているようだ
木がある場所ならば何でもわかるぞ」
フィン「そうか…実に凄いね」ふっ
天の神卵を手にするのが楽しみだ
と、笑みを浮かべていると…
明け透け過ぎる、と、難色を示された…;
あはは、まあそこは許してくれ^^;
そう答えると、渋々といった感じで頷かれた
ケイトに至っては我関せずで、
伝えてみると、私も見たい!と瞳をキラキラさせながら興奮混じりに言ってこられた…
うん…いつも通りかな?^^;はははっ
乾いた笑みが浮かぶ中、ケイトは?を浮かべていた…
リヴェリア「……所で」
ケイト「?」首傾
アル「う?」首傾
ディ「ま?」首傾
リヴェリア「ぶふっ!//」
口元に拳を当て、吹き出し笑いを必死に抑えていた
うん…気持ちはわかる
何故…同時に、流れるように首を傾げていく?
笑うしかない…//(ぷるぷる)
「「「?」」」首傾
今度は同時と来たか!!(ぐっ!)←拳握る
テロップ『だが狙っていない!』
知っている!だからいい!!
テロップ『何をやってるんだか…』じと目