第13章 結婚式と初デート
ケイト『頑張ります!って何を?細かく書いてくれないとわかんない?他は4行に渡って書いてる?
深入りしてくんなよ!今になってから!深入りしようとしてんじゃねえよ!!
勝手に決めつけて批判してきたのはお前らだろうが!
何で今になって知ろうとしてんだよ!何で多人数の前でしか聞こうとしないんだよ!
萎縮させたいだけだろ?皆で問い詰めて威圧与えて!父親にされてきた環境と同じにして!!
周囲に皆がいれば抵抗できないのわかってて…昔と全くおんなじだ!』
フィン『夢だからね』溜息
リヴェリア『行動パターンが同じと言うわけか』溜息
ケイト『ひっく…えっ
うわあああああああ!!(号泣)
あああああああああああああああああああああああ!!!!』
涙だけでなく、鼻水までぐちゃぐちゃになりながらケイトは泣き叫んだ。
フィン『それが苦しかったんだろ?
人の気持ちも考えず、話したくない理由も知ろうとしない。
その割に知ろうとした所で好き勝手に喚くだけ。
話した所で問題の解決にはならない。他人のできることなんてたかが知れてる。
当時は何も知らず、その上で決めつけて批判して皆とやらと一緒になって傷付け続けた…
誰も理解者はいない。作れない。作れば人を苦しませる。なりたくない。
結果として一人きり、理解者もいない。あるのはただ、人を苦しめる点だけしか見つめようとしない都合のいい人間だけ。
なるほど…これは確かに、自殺したくなるね』
リヴェリア『それで、あいつらは何と言っていた?』
ケイト『聞く前に飛び降りた。
「私を殺してヘラヘラ笑ってる人間、それがお前らだ!!!」って最期に叫んでっ;;』しゃっくり
フィン『あー…うん、まあ自業自得ではあるかな』
リヴェリア『それでも騙されないぞと言い張るのならその顔を見たいものだ』
フィン『?何で見たくなるのかな?』
リヴェリア『いや、これはただの興味本意だ。
人の心を踏みにじってまで笑って生きていられる人間がどんな顔をして生きているか、のな』