第77章 新時代の幕開け
かくして――
長きに渡り、続いてきた孤立無援の戦いは、幕を下ろした
海底人が、陸上人の前に姿を見せるか―それは僕達次第だろう
地上人との孤独な戦いではなく、手を取り合って…‥
結局の所…神国は深海のものを取る組織と輸出入している、ということで誤魔化された……
18時…舞踏会が、始まる
晩餐会も共に行われる予定だ
水の橋が、虹の如く自ら発光を示し、国賓の方々を招き入れてゆく
重なり合わぬよう、混雑せず、歩きやすいよう、足場を作って…
入口の高さや幅がやたら大きいとは思っていたが…なるほど、そういうことか
付き添いの子供達は大はしゃぎだった
終了するのは21時を目安にしている