第76章 冒険者依頼(クエスト)、来訪
ハーレムは出来るのか…突如沸いた質問に、ケイトは即答した。
ケイト「出来ます」
『ええええええええ!!?』
僕等以外が猛然と驚きを隠せず叫び声をあげる中…例の一人だけは反応が異なり…;
シン「やったやったあああ!!
ポッポーーーーー!!//♪」
機関車の如く、真っ赤になりながらあたりをしゅぽしゅぽしゅぽっぽと走り回っていた…;
と言うか…そんなことを教えてもいいのかい?;教育的に;
テロップ『いい訳ない』
うん、だろうね(淡々)
ケイト「一番大事なのは…心の絆、です。
どれだけ、その心に、想いに寄り添えているか、です。
どちらか一方のみに強いる関係は、奴隷、利用に過ぎません。
強いる為に、心を理由にするのは違います。
大事なのは…『想い』『合う』ことです」
子『へええ』
トール「なるほどね」
マサオ「え?
どういうことかわかったの?トール君」
トール「うん。
理事長が言いたいのはね…心を重ね合わせよう、ってことさ。
どちらかのみの言い分を押し通すんじゃない。
ちゃんと、どちらにも則った新たな手法を生み出し、結果を齎そう。
そう言いたいんだよ」
ネネ「へぇ~。
随分難しい言葉知ってるのね、トール君って」
トール「へへっ。当然さ。
塾にも通ってるからね」にや
シン「よっ。流石トールちゃん!
オラのトールちゃんなだけあるわあああ//♪」微笑くねっ&ぴとっ!←引っ付く
トール「気持ち悪いんだってえええ;一々引っ付くな!」じたばた←手や足で押して遠ざける
マサオ「あはは^^;」
ボー「お約束」
ネネ「互いの合意さえあればいいってことよね?」
トール「それは少し違うと思うよ?」
ネネ「ええ?何でよ」憮然
トール「だって…その波紋を受ける家族たちはどうなるんだ?
困る内容だったらどうするの?
死や傷がつく可能性だってあるのに?」
ネネ「はっ!)それもそうね…」考え込む
トール「どんなに合意の上だって、限度があるよ。
問題なのは…
無関係な他の人に、どれだけ迷惑を掛けず、波紋を広げないか。
そこに尽きるよ」
パチパチ
先生「流石トール君、よくわかってるわね」微笑
ケイト「頷)うん。本当に」微笑
フィン「よくできました」微笑
教師一同拍手を送る内、子達も拍手を送った
トール「いやあ//ははは^^//」後ろ頭かく
