第76章 冒険者依頼(クエスト)、来訪
…こんなにも――――←胸の内に想いが沸き上がり噴出する
人を――愛おしいと←抱き締める強さを増す
狂おしい程に、想うことさえも―未だに、出来ないままでいた←頬をすり寄せる
そのはずだった――
そんな詰まらない人間のままだったはずなんだ
それを変えてくれたのは――
教えてくれたのは――
他でもない――
君なんだよ
君が――変えてくれたんだ
与えてくれたんだ
分け隔てなく――
どんな時も――
ただ――
直向きに――
同じ想いを、痛みを、味合わせまいと――
少しでも減らそうと、そう細心する、献身する君を見て――
頑なにやめない馬鹿さ加減を見て――心底、惚れた――
惚れ込んだんだ
他の誰よりも――君自身に
フィン「君を、誰よりも――愛している
何度でも言うよ?^^(くす)
ちゅっ」頭に腕を回して覆い被さる←ケイトの唇を奪う
ケイト「!」瞠目
それにケイトは、僅かに瞠目し、それから目を細め、
そのままに、ケイトもまた抱き締める力を強め、幾度となく、唇を奪ってきた…
うん…昼寝中だからか、リヴェリアは気付いていない
正確には…
起きているかもしれないが、きちんと空気を読んでくれている
フィン&リヴェリア(何の話をしているんだ?)訝し気
ぐらいは思っているかもしれないが…;←正解!
ケイト「帰る場所だと…帰りを待つ人だって…思ってもいい?
フィンのこと」
フィン「当たり前だろう?
僕はとっくにそのつもりでいたけれど?」くす
ケイト「え」
フィン「残念だなあ。君は違ったという訳か
哀しいね」ぽつり←泣きそうな顔
ケイト「違う違う違ううううう!!;(わたわた)←手をばたばた
全然違うから!そんなことないから!!;
誰よりも何よりも大事で大事で尊くて愛しくて堪らなくってええええええ@@」あわあわああああ
フィン「ふふふっ」
ケイト「?;」
フィン「あっはっはっはっはっ^^
ああ‥わかってるよ←くすくす
からかってみただけだ//
済まない^^//」くっくっくっ
ケイト「………‥
むううううううううう!!!!!///←頬膨らます
ふしゃああああああああああ!」ぽかぽか←胸板を叩く
フィン「あっはっはっはっはっはっはっはっはっ!^^//」腹を抱えて笑い転げる
大好きだ
大好きで、堪らなくなるんだ――^^
