第75章 神器、覚醒
ケイト「本当に…ありがとう」微笑
リヴェリア「これぐらい容易いことだ」微笑
そのままリヴェリアは、ケイトの唇を奪った
ケイト「…^^
(大好き^^//」ぎゅうっ
リヴェリア(私もだ…^^//)ぎゅうっ
互いに抱き締め合い、そのまま唇を堪能し合い始めた
ここは空気を読んで2人きりにでもするかな?
そう思った矢先、ティオナとアイズが群がってきた
ティオナ「リヴェリアだけずるい!!
私まだ1回しかしてないのに!!!」
リヴェリア「早い者勝ちだ!!」←唇を付けたまま
アイズ「私も!!!」
フィン「……;(たらたら)
ンー…;
どうしたものかなあ…^^;ははは」
突如、引っ張り合いが始まり、仲裁をするまでもなくケイトはもみくちゃにされていた…
その光景を前に、乾いた笑い声が出る中、
ベリアルは戦う準備が整ったようで、伸びをしたり準備体操をしていた
どうやらアイズも瞬く間に戦って既に済ませていたらしい…
ああ、異空間結界が新たに追加されている
なるほど、それで数瞬程度で済ませて出れると…
異空間結界の中に、更に異空間結界を張るとは…
やるね(キラン&にや)
フィン「……次は僕が行くよ。いいね?」微笑
神器・魔槍アダマス(槍)を構え、そう問いかけるも…
リヴェリア「待て!まだ私の気は済んでいないぞ!!」
ティオナ「私が先!!!」
アイズ「私!!!」
ケイト「・・」チーン
もみくちゃにされるがままに引っ張り合われ…
ああ、気絶したみたいだね…;
止めるまでもなく、服の右腕前腕部をリヴェリアが掴み、ティオナが頭を掴んで引っ張り、アイズが胸を掴んで離さず…
うん…全身が滅茶苦茶になりそうだ^^;
だがしかし…
精霊王「何しとるんじゃお主らは;」
「「「…あ」」」
どうやらアリア復活の準備が整ったらしく、中断され…
ケイトの現状にやっとこさ気付いたようだ
アイズ「!!大変!!」青ざめ
リヴェリア「待て!すぐ治療を
ティオナ「私も手伝う!」
精霊王「わしにもさせんか!」
必死に治そうと奮闘する光景を見てから、僕は動き出した
フィン(では一瞬だけ入って、ベリアルに指導願おうかな)微笑
そうベリアルへ目を向けた直後、その返答は早かった
ベリアル「来い!」にやり
フィン「お手柔らかに」にやり
互いに不敵な笑みを浮かべ、闘いは始まった
