第75章 神器、覚醒
お互い…ありのままの素が出せる
最高の距離感とも言える
そう想いながら、僕の肩に顔を引っ付けたまま、気持ちよさそうに眠ったままのケイトの頭を撫でる
その折、ふと気付いた…
いつの間にか、(外の時間停止)結界で覆われていた…
何時間でもする気だね、これは…^^;
そう思った時…ケイトもまた起き出した……
残念だな…もう少し、寝顔を堪能していたかったよ…(微笑)
ケイト「うみゅ…
ちゅっ!ぎゅっ!!」
そう、寝ぼけたまま、僕へ腕を差し出し、唇を尖らすケイトに…
フィン「ぶふっ!
あっはっはっはっはっはっはっ!^^」
笑いが止まらず、有無も言わさず、キスしまくって抱き締め倒してやった…‥
勿論、お腹には負担をかけないように、気を付けて…
15回はしただろうか…
その頃辺りからやっと意識がはっきりし出したようで……
逆に舌を入れて嘗め回してきたので、逆にやり返してやった
腰を砕かせた腕を舐めるな!!(キラン)
リヴェリアテロップ『何故張り合う』
……;
別にいいだろう?これくらいは;
フィアナテロップ『私への扱いと差があり過ぎませんか!!?;』
独占し続けてきた罰だ!!
テロップ『理不尽!!;』びええええっ!!滝涙
よくそんな器用な真似が出来るな…;
文字から、滝のように涙を流すフィアナに、静かに心の中でツッコんだ
アイズテロップ『ずるい…』
…;
そろそろ帰るよ^^;
全員テロップ『絶対だぞ』
ははは…;
これは…重婚式が、思い遣られるかも…;(滝汗)
身内だけの式として予約しておいて本当によかった…;←3077ページ参照
心底安堵する中、王宮に帰るよう促し、
ちょうど「異空間建築による増築工事が完了した」との報告が入った
何でも…メイドと執事、料理長を迎え入れる準備を整える気でいたらしい…;
敷地は変わらず横奥行き高さ350mの5階建て
石造り、壁を塗る素材は白い石灰、ほぼ全て白色、窓のみ木製
国立神殿と同じ光の取り入れ方をしている←3338ページ参照
簡素な造りでないと安心できないらしく、大層苦労したそうだ…
帰る道中、メイドと執事を募集することにしたそうで…
市民カードで応募していた
が、僅か時間にして数分にも満たない一瞬の内に……
とんでもない結果が出た