• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第74章 融和





染色

された部位は光に戻らない
押し合いは闇が有利に立ちやすい

凝り固まって物質化しているので簡単には光には戻らない
光で、内からと外からで散らす形でやる必要がある


消える事態に直面したから
あれだけ必死になったし、駆られた

だがそれを、文句だ、悪口だ、好き勝手に言うな、と
意味を捻じ曲げて、罪を深めるばかり

魂に刻まれたそれらは、決して、覆らない


ケイト「自分の意思で、偽りの善人像、姿と戦おうとしない限り、
その染色からは逃れられない

どうぞ、癌の正当化に凝り固まって、他をかえりみない、無責任な自己中になってて下さいな

それぐらいの心持ちが肝心なんだよね?」微笑
神々『そう!そう!!そう!!!そう!!!!
キャー!キャー!!キャーキャー!!!キャーキャーキャー!!!』

ケイト「阿鼻叫喚…?;」たらーり
『狂喜乱舞!!』キラキラ


真に見るべき『大事な点(人の為、優しさ)』
・事前に歩み寄り、すり合わせをしようとするか、否か(慮り)
・如何なる時も人をかえりみて、自分を割けるか、否か(慈しみ、献身)

大事なことが見えていない


優しさや正しさが何なのか
上辺しか見ず、大事にすべき部分を笑う

自らが与えた人の痛みに、悩みもしなければ、苦しみもしない

それは優しさでは断じて非ず


ケイト「動機がよければって理屈が罷り通るなら私は善だぞ?
だが、私は美化する気は毛頭ない!!

そう思われたくてやったんじゃねえ!!(ごおっ!!)


私は死んでも――始祖神のせいになんかはしねえ!!!!」真剣睨視
始祖神『だから宿ったのよ!!』キラキラ
『キャー!!><//』

大興奮だ…(汗)


拍手喝采にまで至るそれに、盛り上がりはやまず、熱気も冷めやらないレベルっぷりだった…;



ケイトは見誤っていた…

7割認識を、キルアは後押しした…←3628ページ参照
唯一の希望に縋るように笑う彼女へ、水を差せなかった


君が、命を懸けてまで、魂を捧げてまで守ろうとしたものがそんなものだなんて、言えなかった…

言いたくなんかは、なかった――……



そんな想いが去来していた…

やるだけやって、無責任を敢行するそれが
どれほど罪深いか――


癌は頑なに、それを認めないのだから…

全て人のせいにして、自分だけ正当化するだけなのだから……


/ 5980ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp