第13章 結婚式と初デート
ロキ「さて、うちに誓ってもらうでー?
誓ったらもう後戻りでけへんからなー!
フィン!
汝、ケイトを病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も
妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓うか?」
フィン「誓います」こく
ロキ「ケイト!
汝、フィンを病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も
夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓うか?」
ケイト「はい!誓います!!」挙手
ロキ「挙手はしなくてええでー^^;」苦笑
宣誓のようになってないだろうか?;
まあ、あながち間違いではないかな(くす)
ロキ「んじゃあ!誓いのキスを!!」
フレイヤ「指輪の交換が先じゃなかったかしら?」首傾
ロキ「わかっとるわ!
つい気持ちが急いてしもうただけやで!
わかってて言っとるんやからな!?」あせあせ
フィン「じゃあ、ケイト。はめるよ」
ケイト「う、うん//」こく
ロキ「今度はケイトな。ほれ、フィンの指輪」
ケイト「うん//」こっくり
そうして、互いに左手の薬指に指輪をはめた。
それから僕はそっとベールを上に上げた。
その時に咄嗟に前に屈んだケイトと目を合わせ、唇を重ねた。
結婚式を終えてからは、将来のことを話し合っていた。
フレイヤ「子供は何人作るつもり?多いに越したことはないわよ?」
ロキ「絶対取る気やろ!?一人もやらんからな!?」
フレイヤ「ええ?でも本人の意思を尊重すべきじゃない?」
ロキ「ぐぬぬぬぬ。こういう時ばっかり正論言いおって;」ぎり
フィン「ありがとう、ロキ。助かったよ^^」
ロキ「せやろ?うちがいてよかったやろ?」鼻高々
フィン「ああ…」
フレイヤ「ブーケトス、本当に貰っていいの?」
ロキ「その代わり手出し禁止な。ホンマはやりたくなかったんやからな?!」
ケイト「写真撮ったからいいよ。
ブーケトス前の光景、ちゃんと写真に収められたもんね^^//」
フィン「でも今頃ホームでは大騒ぎになってる頃かな?
ケイトの過去を映す水晶…
つまりは今という時を過ぎた映像、全てを映し出しているだろうからね?」片目瞑
ケイト「そうなのか…そう言えばアイズが持ってたっけ」
やっぱり忘れていた、か。
でも…それでよかったのかもしれない。
恐らく覚えていれば、真っ先にティオネのことを考えただろうからね;(苦笑)