第13章 結婚式と初デート
それから頭を撫でて落ち着かせつつ、僕達は揃って教会の中へと入った。
フレイヤ「まずは入場からね!//」
ロキ「ノリノリで言うな!;」
フィン「うーん…ケイトを僕の隣まで連れて行く役割でもしてもらおうかな?^^;」
フレイヤ「やった!//」
ロキ「くっそぉっ!」ぎり
フィン「今だけ我慢してくれ。ロキ^^;」
それから程なくしてケイトは神フレイヤと共に一度外へ出て、非常に上機嫌の神フレイヤに連れられて入場してきた。
ロキ「えーと…悪いけど肝心な部分だけ言うでー?」
フィン「ああ。頼むよ^^//」
ケイト「ごめんね、フィン。何から何までしてもらってて;
と言うか何も気付けなくって;力にもなれてないし;」しゅんっ
フィン「君に気付かれたり話していたら、絶対君経由でばれると思ったからね。
アイズならまだいいとしても、そこからばれる可能性は否めない。
こうして結婚式を挙げること自体、なかなか難しいことだから^^//」
ケイト「んー。後でお金払うよ、必要経費」
フィン「いや。僕からの贈り物として受け取って欲しい。
僕と出会って、恋を知って、こうして結婚まで話を進められたお礼として//」ぎゅっ
ケイト「…フィン//」ドキドキ
フィン「…ケイト//」ドキドキ
ロキ「あのなー、まだ台詞言うてないんやけども;」汗
フレイヤ「あら。このままでもいいんじゃない?
素敵よ//」
ロキ「まあ…ええか」
両手を取って握り締めながら見つめ合う中、それらの言葉にやっと我に返った。
フィン「さて、台詞を頼むよ。ロキ^^//;」
ロキ「遅いわ!;」
ケイト「ごめん!二人っきりの世界に入り込んでた!
私からも贈り物するから待っててね、フィン!」
フィン「既にもらってるよ。
君との毎日はとても幸せだ。お金と代えられないほどに//
だから気にしないでもらえると、僕は嬉しい。
そうだな。どうしてもお返しがしたいのなら…(う~ん)
君が幸せを深く味わいながら、毎日を共に過ごしていられること。
それを贈り物としてくれ^^//」にこっ
ケイト「ぼんっ!!)!!/////
う…うん///」こく
頷いてくれたケイトに、それが僕の幸せだからと言い放った。
それを受けたケイトはより顔を真っ赤にさせて、嬉しそうに微笑んだ。
こそばゆかったかな?//