第74章 融和
ミアハの場合
ミアハの気持ちと向き合い
ナァーザの気持ちとも向き合い
きっかけは…義手の件、再生治療の協力依頼だった
オラリオ、噴水の前
ナァーザ「……久しぶり、だね」
ケイト「ああ、久しぶり^^
時間の都合、今いけるか?」
ナァーザ「うん
寧ろ、もっと来て欲しい、かな」くす←腕に手を回す
ケイト「そっか^^
それよりも腕、どうだ?大丈夫か?」微笑
ナァーザ「うん、平気(くす)
本当に…私のことばかり
アミッドの所にばかり行っているから、興味ないのかと思った」
ケイト「え?;
それは畑違いって奴だろ?;」
ナァーザ「ふんっ
治療に関しては役立たずだから?」ふいっ
ケイト「違う違う!;
お前はどちらかと言ったら、調薬の方が上だろ?
薬草に関してだけど、色々と伝手が増えて安定したんだ
それで、その…よかったらなんだけれど…」
ナァーザ「国お抱えの治療師はアミッドがいるでしょ?
私に何か必要な部分なんてある?」
ケイト「ある!!(きっぱり真剣)
お前さえよかったら、国お抱えの調薬師になってくれないか?」
ナァーザ「!
……治験のお陰で腕も治ったし、お金も貰ったし
お陰で借金、全部返済し終わったんだけど」
ケイト「…お前が必要なんだ(真剣)
いい材料は一杯揃ってる
迷宮だけじゃなく、下界のものまで沢山、多種多様に…
でも、少し持て余しつつあるんだ
科学文明大陸とか、魔法文明大陸とか、少し違うのが増えてきてるし
品質も即座に鑑定できる機械も作ったけど、持て余しているのが現状だ
正直言って、勿体ない」
ナァーザ「私でいいの?引く手数多でしょ?」
ケイト「お前がいいんだ(きっぱり)
調薬の専門家だし、
信頼の置ける奴と言ったら、お前しか浮かばなかったんだよ」
ナァーザ「…………(くす)
本当…変わってるね^^
調薬の手伝いだって、たまにしに来てくれるし
かと思ったら、手伝わせてはくれないし…」
ケイト「何言ってんだ?
薬、渡してくれてたろ?
私を助けようとしてくれた皆に。
しかも、無償で」
ナァーザ「!
…知ってたんだ」
ケイト「ああ!(微笑)
その恩を返しただけに過ぎんよ、治験もさ」苦笑
何言ってるんだとばかりに苦笑し、溜息をつくケイトに…
目を丸くしていたナァーザは…寂しそうに笑った