第74章 融和
ケイト「?
ヘファイストスとヴェルフィンお父さんって仲が良かったんだ?
意気投合レベル?
(本人に聞いたことなかったけど」
椿「おお、知らんのか?
ヘファイストス様は、ヴェルフィンと恋仲だったんだが」
『………‥
ええええええええええええええええええ!!!!?;』
本来なら、ミアハ・ファミリアとタケミカヅチ・ファミリアとヘファイストス・ファミリアも消される対象だったと言う
だが、そこから抜け出せたのは…
ヘファイストスの場合
ヘファイストス「ヴェルフィン…
あなたの娘、大きくなったわよ」微笑
ヴェルフィンの写真を前に、ヘファイストスは笑っていた
最初の恋仲の人とのお陰
一緒に来ないか?と手を差し伸ばされた時の思い出
椿に、誠心誠意向き合い、娘のように接して育てられた思い出
経験だった
ヘファイストス「ふふっ^^
もう…親の心境ね(微笑)
何度も…欠かさず、贈り物をくれて、ありがとう」
涙を浮かべながら、彼の写真を前に、ワイングラスを掲げて飲んでいた
彼が毎年欠かさず贈ってくれたワインを…
たった一人の恋人で、私はここを離れられないからと断った
だが彼は…一途に、愛し続けてくれた
オリヴァ公認の元、ヘファイストスもまたヴェルフィンと結婚していた
手紙は2週間に1度、欠かさずに贈り付けてもらっていた
今日この日は…結婚記念日だった
日付指定で、予め先払いで注文されていたのだろう品が届いた
ヘファイストス「ヴェルフィン…あなたの忘れ形見は、必ず守り抜くからね」微笑
写真の前に備えたワイングラスにワインを注ぎ
そう言葉と共に、そのグラスと手に持ったワイングラスを重ねる
写真の中の彼が…笑った気がした
それに思わず、一人涙ぐむヘファイストスだった
小さな雫が…グラスの中に落ちた
愛してる――
あなただけを――
この世界中の、誰よりも―――
そんな声が小さく、小さく…ヘファイストスの部屋の中で、響いた
誰の耳にも届かないほどの、小さな『想い』が――
ケイト「え…結婚してたの?;
知らなかったんだけど;」
フィン「混乱すると思ったんだろうね(苦笑)
僕は立会人だったから知っていた訳だけれど」
椿「手前も立会人兼進行役だったな
やり方もわからんから滅茶苦茶だった!^^」かっかっかっ!