第74章 融和
ギルドもエイナもわからないと言い
聞き込みに聞き込み、でも特徴が違うと言われ
足が棒になるまで張り込みそれでも通りかかることさえもなく
更にはバレないよう徹底していたので、時間がより一層かかったという…
ケイト「だってバレたくなかったんだもん;」
フィン「うん、僕が怒るのを見越してだね?」
ケイト「たらたら);;」滝汗視線逸らし
リヴェリア「状況的に怒って当然だろう;」
アイシャ「ほお~…?・・(ゆらり)←体揺らす
だから…
バレないようにさえしていればいいって?」ギラリ
ケイト「だってだってロキ・ファミリアの皆が命かけて頑張ってる時、意識戻んなくって何の力にもなれなかったし何も出来なかったんだものおおおお;;」あわあわ涙
テロップ『無念一杯』
アイシャ「だから…感謝の言葉を全て受け取らないと?」
ケイト「だってだってだって
アイシャ「ええいやかましい!!!」
テロップ『いい訳ぐるしい』
アイシャ「感謝の言葉ぐらい…甘んじて受け入れな
(ぴとっ)←頬寄せ、引っ付ける
ずっと傍にいたいと…
守ると、決めたんだから……」
ケイト「!」瞠目
それにケイトは…
一瞬哀しそうに顔を、口元を歪め
目を瞑って
開いた後に微笑し、抱き締めた
ケイト「ねえ…アイシャ」
アイシャ「?」
ケイト「私は…ただ…同じ想い(傷)を、させたくねえだけだよ……
私の原点
そこは…されて嫌なことをしたくない、しても何とも感じないクズに、平気で笑う同類になんてなりたくない
それだけだ
私は…
助けて欲しいから、助けたんじゃない
誰にも助けてもらえなかった、頼れなかった
その痛みを知るから、身を持って知っているから、させたくないだけだ
自分の感情で、勝手で、実父にやり返したら…
痛い目に遭うのは私だけじゃない、母と姉にまで飛び火が行ってしまう……
私は…私のせいで、誰かが傷付くのが、心底嫌なんだよっ……(涙目)
それだけなんだよ…
感謝なんて、謝罪なんて、されたくて、やったんじゃねえんだ…
ただ…ただ……同じ『傷』を、味わうことを減らしたい…減らそうとしない在り方が、心が無いものとして扱われることが、当たり前だなんて思いたくない……
沢田綱吉やベル・クラネルを嫌うのは、その延長線上に過ぎない」
その言葉に、黙って聞き入っていた