第13章 結婚式と初デート
遠征前日夜明け前、フィンに連れられて緊急馬車で移動させられた。
ケイト「どこ行くの?」
フィン「教会だよ。この時間帯だけ貸し切りさせてもらった」
ケイト「へえ。遠征前のお祈り?」
フィン「それはまた別の所だ。
遠征に行く前に祈る場所は、僕の執務室の絵画風織物(タペストリー)の前」
ケイト「ふむふむ。
そういえば描かれてたのってフィアナなんだよね、確か。
あれ?じゃあ何でわざわざこんな時間から教会に?」
フィン「ロキからの薦めでね。
結婚式をあげるのは終わってからというのは神の言う所によると『フラグが立つ』らしい。
ロキが言うには「帰ったら結婚するんだ」「平和になったら結婚するんだ」って言う人は死亡フラグが立つそうだ」
ケイト「ふらぐ?」
フィン「こく)うん。縁起が悪いんだそうだ。
無断で悪いけれど、これから結婚式を挙げるつもりだ」にこっ
ケイト「…え?//
えええええええええええええええ!!!??//////」ぼんっ!!!
一瞬で蒸気がとんでもない勢いで頭が沸騰したように感じた。
ってあれ?言葉が変にしかなってないような気しかしないって
何だこの言葉あああ;(頭抱&おろおろ)
フィン「ふふっ^^//(可愛いなあ」にこにこ
テロップ『ケイトは混乱している!
そしてフィンはそれを楽しんでいる!』