第73章 キルアの冒険
ケイト「体内に潜り込んで内から爆発なんてやだよ、怖い;
他にも血流操作してぼぉんとか怖い技ばっか浮かぶんだもん;
それよりは…スノーフォレスト(3636ページ参照)のが、一番後遺症も恐怖も何も無しに済むでしょ?」
フィン「君は本当に…人が一番だね」
ケイト「人があって、初めて、自分という存在がわかるんでしょ?
人が無ければ…
私という存在の浮彫さえ全くできなくなっちゃうよ?
人も、自分も、同じぐらい大事に…でしょ?」
フィン「…←目を丸くして瞬きをする
(くす)
…ああ…そうだね(微笑)
(驚いたな…ちゃんと、成長している…
少しずつだけど…
自分を殺す前提の悪癖から、前へ…前へ……
多分…いや、きっと……
僕等の気持ちを鑑みて…考えて…共にこれからも生きていくことを考えて、決めたのか…
ふふっ…^^
少し…嬉しいな」
ケイト「当然でしょ!(えっへん!)
フィン達の気持ち…ちゃんと、わかったからね^^
わかったからには…頑張るよ?
これからも…一緒に生きていきたいから^^//」涙目
フィン「!…(じわっ!)←涙を浮かべる
やっと……
やっと、だ………
やっと…醜悪な過去から、習慣から…自虐的ばかりに至る君から…
羽化しようとしている……
束縛していた鎖から…殻から…離れようと、外れようと…
その上で、前に進もうと…飛ぼうとしている……
それが…酷く、心地いい(すっ)←手をケイトの頬へ当てる
僕達の為に、頑張ろうと邁進して『くれて』いる…(なで)←頬を撫でる
辛い気持ちを聞いて、しっかり向き合ってくれる…←優しい目で双眸を見つめ微笑みかける
それが…嬉しくて仕方がないんだ(ぎゅうっ!)←ケイトを腕の中に閉じ込める
好きで…堪らなくなる……)
ケイト…ありがとう//」目を細め微笑し涙
ぎゅうっ←ケイトが腕の中に閉じ込める
ケイト「うん…!
私も…本当に、ありがとう^^//」
満面の笑みを浮かべると共に、涙が零れ落ちる…
少しずつ…
ゆっくりだが…
ちゃんと、前に進んでいる。
着実に、一歩、一歩…
過去を切り捨てるでもなく、重荷をぶちまけるでもなく、感情のまま周囲に当たり散らすでもなく…
味わった全部を何も捨てず、他も必要なら拾い、背負い…
哀しませない為に、自分と戦うことが出来る人だった…