第73章 キルアの冒険
キルア「まあ…他にも、時空間結界で反省するまで自分が仕出かしたことによる「他が味わった苦痛」をそのまま体験させ続けるっつぅ無間地獄も案にあったけどな;」
フィン「そういう案を平気に出さないでくれ!;」
ケイト「…精神回復魔法で反省するまで繰り返せばいいんじゃない?」
キルア&フィン『鬼か!!;』
ケイト「……ダメ?;」困り顔首傾げ
キルア&フィン『ダメ!!』
しかし…
直径の3分の1ということは…
本質半径=3(直径=6)
本質体積=113.09733552923
火半径=1(直径=2)
火体積=4.1887902047864
水体積=108.9085453244436
水は、火のおよそ26(25.99999999999933)倍となるはずなのだが…;
それでも火の傾向が強く出るのは一体…?;
子供っぽいからか?
???←腕組みし頭捻る
テロップ『頭に?が次々浮かんでいっている!』
ケイト「煮立つほどに熱された水はすぐには冷めにくい。
一度沸点に達するほど煮立てば、火が落ち着かない限りは冷め辛い。
それと同じ原理じゃない?」
フィン「ああ、なるほど…
真面目な性格で曲がったことを嫌うから、てっきり木だと…」
ケイト「そうじゃない理由は、水よりも木がより顕著になるから。
相性を考えて?
火は水に弱い、木は水に強い。
火は水によって抑えられやすい、木は水によって強化されやすい。
より木の特徴が顕著に表れる。
それより子供っぽい部分が多めに出るのは、水の方が強いから。
つまり…真面目な部分や曲がった所が嫌いなのは…
火の完璧主義、邪に一切容赦なしの精神にあると思う」
フィン「なるほど」
一瞬で納得した
ケイト「光もあるって言われたよ、時も」
フィン「そこはまあ、イメージ通りだね」
キルア「な」頷
フィン「所で…僕達は?」
ケイト「あー…
それがね?;」
フィン「まさか…」ちらっ
キルア「ん?」
フィン「壊したのかい?;」たらたら
キルア「んな訳ねえだろ!;」憮然
ケイト「ま、まあ…ルアンが闇だけでなく光もあったから、第一系列。
でもキルアの第一系列は…その……
言い辛いんだけれど………」
フィン「……………」
キルア「長ぇ!;気まずくなっからやめろ!!;
雷と風だけだったんだよ!!;」瞑目歯噛み