第73章 キルアの冒険

始祖神が「はよおいで」とすすめてくれているのも相まってだろう…


更に、そんな魂を、性行為もなしにすぐ妊娠させる為、神様…
『龍神様』が直々に、ケイトの魂の中に住んでおり、見守ってくれている。

更には、神界から現界、神々界以外で『始祖神に一番近い魂』＝『原初の魂』であることから、
『始祖神の分裂体』を宿せ、待ち切れない為宿しており（ケイトは知らない）、経験も記憶も共有している。

更についでに言うと…
ケイトをいじめたもの、危害を加えたもの、決め付けたものは…言語道断、問答無用で地獄落ち。
ケイトの中にいる、神ごといじめ、危害を加え、決め付けた、という大罪を犯したことで…罪は更に重くなる。


いくら宿っていると言っても、
ただ染まりにくいよう手助けしたり、スムーズに事が進むよう見守っているだけである。

それらを常に身近に感じているので、
神様主護霊様ご先祖様精霊様お地蔵様、と何度も何度も祈っている。



他の世界でも同様…

現界での生を許して下さっている『神々の愛』に応えたい、
神々にも、皆にも、胸を張れる存在で在りたい一心で……

どんなものであれ、全てをそれ（違い）ごと愛し、大事にしようとする。←2292ページ参照


だからこそ…神々も、そんなケイトを、目に掛け、愛してやまないのだろう。



しかし、ケイトが知ったら……
龍神様と始祖神様をいじめや使命の経験に巻き込んだことに悔しがるだろうな…

いや、それ以上に……
ケイト「よくも始祖神様と龍神様をおおおおお！！！」地団太

それ以前に、怒るのが先か；
ケイト「問答無用で地獄落ちだ！殺せ！やらせ！！ぶち殺せえええ！！」だんだん！！←（エア）机叩き

はははっ、目に浮かぶなあ…（遠い目＆苦笑）
ケイト「そんな魂なんて八つ裂きじゃあああああ！！死に晒せえええええ！！！」

あはははははははは…


うん、笑うしかない…；

神々も一緒になって笑っており、中には笑い転げたり、「やってまえええ！」と笑いながらヤジを飛ばすものもいる始末…
まあ、始祖神様も龍神様も心底嬉しそうに笑っている。

それはそうだろう……


真剣に、その心を重んじて、寄り添って、考えての言動なのだから…
どれも、これも…それを起点としたものしかないのだから……

とても喜ばしく、嬉しいもの、と捉えているように感じた。