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Unlimited【ダンまち】

第73章 キルアの冒険





ケイトがいつだったか…言ってくれた言葉がある。


ケイト「悪いことをされたからと言って悪いことをしない。
やり返すことは、染まること。
やり返さない、染まらない。

悪いことは悪い。
した時点で同じ。
先にされた、ワザとした、等は関係ない。

悪いことをした後の言動が一番大事。
繰り返さないように努力する、日々器を磨き精進することが一番。


無数の糸(神から与えられた今世での使命、神からの司令)の「せい」、ではなく、学ばせてもらってる、課題。
神様の思し召し。お導き。

神様は、自分の思い通りにさせる為にいる訳ではない。
そこから学びを得させる為に、(経験を通して生まれた霊体で)制限させたり、様々なことをして下さっている。
本来の姿を見えなくさせられたりもしている。
要は、それを自覚するように、精進し、学び、励むこと。

神様からの愛を、屈折して受け取らないこと。
感謝して励み、敬う姿勢を怠らないこと。


私は、これらを提唱すること、し続けていくことが役割な感じするよ。

『人、行動の本質を見なさい。
見る努力を怠らないように』って」


本当に…その通りだと思った。



皆が皆、未熟な魂。
神に至るまでの、神々界に行くまでの修業の途中であり、
霊界で修業し、学ぶ分野、段階が同じグループ内で1位となったものがこの世、現界での修業をする機会を得る。

地獄のものも同様なのだが、そちらには限度がある。
あまりにも酷い位の場合だと無理。

魂は癌化の危険を孕んでおり、癌化すれば問答無用で地獄落ちよりも下となり、癌化から戻れなければ消される。
神を神とも、人を人とも思わなくなるから。


ケイトの場合、事情が事情だけに非常に特殊であり、
2番目、姉の次に生まれるはずだった魂から直々に「お母さんを助けて」と頼まれ、
「任せろ」と一諾して、神様からの今世での役割も込みで予め説明を受け、即座に生まれ変わってきた。

全ての課題を修了済みであり、本来ならば、今世で生まれ変わらなくとも『神に至っていた魂』なのだ。


神界へ至る許可証、免許皆伝、所謂『キップ(永久有効)』を持っており
死んで幽界で霊体と分かれて魂のみになれば、すぐにでも神界へ行ける段階にある。

神々界へは特殊な手続きはいるものの、
引っ張り上げてくれるようなので、あまり心配は要らないとのことだ。


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