第73章 キルアの冒険
どんなものにも…ない方がいいものなんてない。
人の理屈で、基準で、価値観で、歪められ、
個人的な判断で、合う人同士の集団の意見で、枠に押し付けられ、決め付けられるだけだ。
その価値を――命も、その今後さえも、無限大の可能性も…何もかもを……
しかし…いずれにせよ、神に至る為に必要不可欠な修業には欠かせない―
欠かしてはなれないものには違いない――
だからこそ…同価値なのだろう…
たとえ、誰が、誰の、何ものであったとしても……
どんな存在で、ものであったとしても……
創世記には続きがある…←3604ページ参照
完璧である創世神が、何もない空間に産まれた。
そして…一人きりで、一つきりの世界の中で、ずっといた。
そんな気の遠くなる時間の中で、しびれを切らし、魂を7つ生み出した。
それには創世神の一面が込められてて『分体』となり、主軸たる『始祖神』が残った。
始祖神という新たな神となったことに伴い、創世神は完璧ではなくなった。
不完全な存在となった訳だが、皆が皆異なり、世界を作るに連れて各々にしかこなせない役割が自然と生まれた。
当初こそ、共に楽しみたいという願いを叶える為、各々にしか出来ないことをしていた。
始祖神は変わらず、新たな魂を産み、
皆で一人も欠かせず楽しいことをしたいとしていたのだが…
魂を産み出していく内、あまりにも多くなり手狭になった。
更には神に相応しくないものも多く産まれた。
その為、魂の修業場となる新たな世界を生み出すことになった。
それが、
神界、霊界、地獄(魂のみ、霊体や幽体は覗きに行くことだけ可能)
幽界、幽現界、現界(霊体と幽体のみ、魂が覗きに行くことも可能)
大体の位置は作者ホームページ先の画像参照
それらに伴い、神の領域に立つにふさわしいものを省き、送り込むと…
かなりの少人数となってしまい落ち込んだらしい。
が、何でも大体好きに出来てしまう為、厳選する外ないのだと言う…
世界でも何でも消せるしいじれるので、かなり危険なことには違いなかったから…
勿論、ケイトが無事な世界もあるにはある。
だが…
それでは、一切懲りずに何度も何度も繰り返して笑うのだ。
先にされた、ワザとした、等は関係ない。
悪いことは悪い。
した時点で「同じ穴の狢」と化す。