第73章 キルアの冒険
ケイト「あの…落ち着いて;」
キルア「てめえそれで一体何回殺されたっつうんだよ!!
何回も何回もケイトの優しさに胡座かいて殺しやがってえええ!!!(うがああああああ!!!!」←頭抱え
ケイト「どおどお;」
キルア「人のことなんてどうでもいいくせしやがって!
動こうとしてくれる優しい人利用するだけ利用したらそりゃ楽だよな!!?
くそったれ!!
人のこと大事にしねえから、地獄落ちなんだっつうの!!
自分の人生をより楽に、楽しく過ごす為の道具としか!自分を飾り付ける道具としか見てねえ!
意思のねえ駒としか扱わねえ!
自分にとってでしか見ねえで!
虐待を受け続けて、それでもばれたら母や姉まで殴られるから蹴られるからって、気丈に振る舞う癖ばっかうまくなって!倒れても無茶し続けて!!
そんな奴を痛め付けるのが正義かよ!!!?
そんな環境で誰もが余裕なくて教え合うなんて出来ねえそれを!
自分の常識ぐらい知ってて当然って、笑って痛め付けて傷付けて殺し続けるのが正しさなんだろ!!?
優しさなんだろ!!?
だからそういう奴しかいねえ地獄に叩き落とされんだよ!!!
度を越えたから!!!魂ごと消されるんだよ!!!!
いてえだろうなってなんにもしねえで当たらねえで!!!何されても自分でさえも自分を殺して必死に我慢して!!!!
そんなお前に!!!笑ってなんでもやり続けたから!!!!
助けが本当に必要な人に、勝手な偏見で決め付けて、痛め付けることしかしねえから!!!!!
だから!!そんな奴に心を痛めんな!!!
痛むだけ利用されるんだよ!!!!殺されちまうんだよ!!!!!
死ぬまで続けられてな!!!!!!
他の消される奴らもそういうのばっかさ!!!!
だから…
だからっ……」わなわな声まで震え涙目で俯く
がくっ!!←その場に力なく跪く
ケイト「キルア…?」そっ←不安そうな目で、心配そう目で、すぐ横に跪き肩に手を添え支える
キルア「俺をのこして…逝くなよ――」涙
ぎゅうっ←嗚咽をあげながら背に両腕を回し抱き締める
ケイト「!!」
キルア「何でいっつも!俺を残して死んでくんだよっ
バカヤロオオオーーーッ!!!」瞑目ぼろぼろ
ケイト「ごめん…←じわっ!涙目
ごめんってばっ
ごめんなさいいいいい」涙
キルア「死んだ世界の俺らに直接謝れよ馬鹿あああっっ」
