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Unlimited【ダンまち】

第73章 キルアの冒険





何で消した世界の枠組みの中で、どす黒い念が残ってるのか聞いてみた


清浄神「負の念、邪念を泥水
世界を紙、と例えると

泥水の腐敗、腐蝕を広げて、自分好みに染め上げていくのが、癌の魂
影響が強ければ強いほど範囲も大きく早くなる

ほっとけば世界全体が泥水で覆われて、泥と化して消えちゃうのよ


染まってないものなら助けられるけど…

今回の場合は…
見たらわかるように、それと隣接しただけで全て全滅

癌の魂の実物を作品として出して、知らしめて学ばせるつもりだった世界でも、ほぼほぼ全滅ね
たった三つしか生き残りはいないわ、今は…ね」

キルア(消されんのか?)ごくり
清浄神「まあ必要となったらね(きっぱり)

原初の魂は皆、神の魂の分裂体を宿してるから染まらないし消させないけど


世界は、たった一つしかない生き物なのよ

例えるなら…
世界が松の盆栽として、
病気になってると気付いた時には、周囲の盆栽が全滅してたって感じ

困った病原菌よねえ
しかも他の細胞まで同じ病原菌にならさせるんだもの」

キルア「まんま癌なんだな;比喩じゃなく…;」


役割を簡単に纏めると


・始祖神
魂を新たに生み出す
(役割的に大きい、主軸)

・滅神
世界の枠組みと邪念を除く全てを消す
個別に魂とそれに連なるもの(霊体や幽体)を消す
邪念(歪み、澱み)は残ってしまう

・邪神
邪な人、念などに関わる全ての管理
消す対象が、魂なら滅神へ、邪念などは清浄神へ申請

・清浄神
邪念を可能な限り全て浄化
消された世界に残る滅神が消せなかったものの後処理

・廃棄神
一から作った方が早いほど邪念に浸透された世界の廃棄、浄火(神の炎)で穢れごと浄化

・世界神
廃棄物から世界の再生
全てを消したことによる変化、個(魂)単位で世界の微調整役

・調停神
神同士の諍い、本気の喧嘩をする間に入り、両者の妥協点を見い出し、争いがやむようにする

・時空神
全ての世界の過去、今、未来の全てを管理
皆の仕事、役割を回すのに欠かせない


完璧である創世神が、魂を7つ生み出した

それには創世神の一面が込められてて『分体』となり、主軸たる『始祖神』が残った
不完全な存在となった訳だが、皆が皆異なり、世界を作るに連れて上記の役割が自然と生まれたらしい



一度ケイトの所に帰ると泣き崩れられた;


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