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Unlimited【ダンまち】

第73章 キルアの冒険





ケイトが当たり前にいる世界で、

ケイトから、
今、これから世界ごと消されることを、涙ながらに打ち明けられた


ケイト「ごめん…
私のせいだっ…

私が、勝手に、無理して、歪めちゃったから

私さえ、最初からいなけりゃ!
助けようだなんて、そんな本質の人じゃないだなんて信じなきゃ!こんなことっ!!


ごめんっ…

皆…消されちゃうっっ
原初の魂の、私達以外、皆っ(ひっく)

ごめん…ごめんっ!…私のせいでっっっ!!」

しゃっくりを上げながら咽び泣き、鼻水まで滴し、
その場で土下座をして、懇願するように、拝むように、地に伏した


キルア「!(瞠目)

(アルカも…ゴンも…誰も、彼も、皆、消える?
たった一人、沢田綱吉の魂が存在した世界というだけで?

この世界にはいないのに?

そんな…(わなわな)


そんな…!!(がぎっ!!!)←拳を強く握り締める

そんな馬鹿な話が!あって堪るか!!!


問題はそれだけじゃねー!

何より許せねーのは!!!)
アルカ」

アルカ「?何?お兄ちゃん」

キルア「ナニカと変わってくれ」

アルカ「うん」
ずっ…

キルア「ナニカ…俺を、滅神の元へ飛ばせ
(神速(カンムル)!」バチッ!!

ナニカ「あい」

その言葉に、涙に、俺は居ても立っても居られず、
アルカに頼んでナニカに出てもらい、消そうとしている滅神の元へ殴り込みを仕掛けた


キルア「あいつ(ケイト)を泣かせる奴は!神だろうが何だろうが関係ねー!!
ぶっ殺してやる!!!)くわっ!!
落雷(ナルカミ)!!!」

着くと同時に飛び掛かったけど、
相手にもならない所か歯牙にもかからなかった…

一瞬で念も何も出せなくさせられて、這いつくばらせられた…


まるで体は地面と一体化したみたいに動かせないで、その真ん前に滅神は仁王立ちしていた



結果は勿論、失敗で終わると思った…が



滅神「うむ!その気概や良し!
気に入った!

お主…わしの弟子にならんか?」

キルア「……は?」ぱちくり

こうして…消されずに済んだ世界が増えた


どうやら、消されるはずだった世界は

沢田綱吉を知って影響をもろに受けたもの、
それら(沢田綱吉込み)の子孫が、同じ過ちを繰り返す世界で

それも…存在している、していないに関わらず、無限大=全てだった


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