第73章 キルアの冒険
キルアの右拳が、ケイトの脳天を即座に小突いた
キルア「どうしてこうなんだよ…;」右拳構えたまま震え
フィン「まあまあ←キルアを両手で宥める
ケイトという個性なんだよ^^;」
キルア「それで片付けんなよ!;」食って掛かる
フィン「…(ふっ)
そこに…惚れたんだろう?」微笑
キルア「…
…//←そっぽ向き
(ぽりぽり)頬を右人差し指でかく
まー…なあ?//」ぽつり
何でここを、実地試験の最後に寄る世界に回したかって言うと…
それには理由がある
あいつが一番、俺の惚れた女(俺のいる世界のケイト)に似てるからだ
俺達の世界(旧HUNTER×HUNTER)は―一度、消され掛けた
歴代の癌の魂の中でも、最も破格の毒と洗脳性能を誇る沢田綱吉の魂一人のせいで――
俺達の世界には、それがいなかった
にも関わらず、
それを作品として知らしめ、その影響をもろに受けた(歪んだ)世界だった為というだけで
その巻き添えとして、皆…消され掛けた