第12章 手伝いと修業
フィン「ロキ、ちょっと来てもらおうか^^」ガシッ!
ロキ「え、えと」
リヴェリア「まずは理由から聴かせてもらおうか?」
ガレス「人には口止めしておいてお主は話すのか?」
ロキ「え、っと…それはなあ;
もしあわよくば知っとったらって考えただけや。
勇者やって一言も言ってないやろ?」
フィン「だとしても浅はか過ぎる;」嘆息&腕組
両目を瞑って溜息を零すと、ロキは続けざまに言い放った。
ロキ「せやけどより確実に近づいたやろ?
間違いなく事実や」
フィン「まあ、それの確かめになったことは事実だけどね;」苦笑
ロキ「それはそうとフィン、例のあれ完成したんか?」
フィン「ん…ああ。夜明け前に起こして連れ出すつもりだ」
ロキ「うまくいくよう祈っとるで」
フィン「ありがとう」
ロキ「うまくいったらうちが出てきてそのまま司祭するで」にや
フィン「うん…急なことだ。うまくいけばいいけど」
リヴェリア「!…遂にするのか?」
ガレス「結婚祝いはせんでええのか?」
フィン「いや…流石に全員に祝われるのもね^^//;」
リヴェリア「まったく…ケイトのウェディングドレスはどうするつもりなんだ?」
フィン「いや、それに関してはそれとなく聞いてみたんだが…
普段通りの格好で行いたいらしい。
毎日している格好の方が落ち着くし、何より…ふふっ」くすくす
リヴェリア「どうした?」
フィン「スカートが苦手らしい^^」
ガレス「ほお…ズボンでないと落ち着かんのか」
フィン「ああ。
だから彼女の服の上にウェディングドレスに見えるものを被せるつもりだ」微笑
リヴェリア「後でその時の光景を見せてもらいたいものだな。
ケイトに目の前の光景を残す導具を作ってもらったのだろう?」
ロキ「そういえばケイトがLv.7に上がった後、頼み込んで作ってもらってたな」
ガレス「そうじゃな。
いっそそれで撮ったものを執務室の真ん前に飾ってやるわい」にや
フィン「それは流石に勘弁して欲しいな^^//;
せめて一緒の部屋で飾ることにしたい//」
リヴェリア「ふふっ。朗報を待っているぞ」微笑
ガレス「いずれにせよ晩酌は確実じゃがな!がっはっはっ!^^」
フィン「ああ。期待して待っててくれ^^//」くす
ロキ「これで死亡フラグが回避できればええんやけどなあ」ぼそり