第72章 真相
迷宮「マンマと結婚したい!//」キラキラ
ケイト「!!?;」
迷宮「ふふっ^^//」にこにこ
目を真っ直ぐに見、それから満面の笑みを浮かべ、ケイトのお腹あたりへ頬を付け、すりすりし出した。
ロキ「ぶあっはっはっはっはっはっ!!
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!←ばんばん!床を叩く
くるしー!!!!!」ゲラゲラゲラゲラ
その頃…別の場所でその様子を見ていたロキは、腹を抱えて抱腹絶倒していた。
アルテミスが先程まで傍にいたのだろうが、飛び出していったこともまた起因しているのだろう…;
迷宮の土まで、迷宮本人の意思が波及していたらしい…
ケイトの足へ今もなお擦り寄り、愛情表現をしている。
小人族の見た目をした『迷宮(めいきゅう)』という名の異端児、迷宮の意志そのものであるゴーレムもまた、抱きよってすりすりしている。
邪なる(邪な)意思(魔神の意思)から解放してくれた、愛してくれた、守ってくれた、害だと決め付けないで殺さないでくれた、傷付けないでくれた、向き合おうとしてくれた。
親であり、愛する存在であり、何より守りたい存在…
らしい!;
ケイト「!!?;」←ただただ驚愕
迷宮「殺さないようには言わないの?」
ケイト「そうしたらこれまで殺されてきたのはなんだったんだって話になるだろ?
お互い殺して殺されてで、それでイーブン。
でないと…さ…」
迷宮「マンマ(ケイト)に改心させられたということにする?」
ケイト「しないで!!?;」
迷宮「じゃあする場所を新たに作るね!」キラキラ
ケイト「へ!!?;」
迷宮「ふふふっ^^//」にこっ!
ケイト(何その含みのある笑い!;)青
フィン(嫌な予感が!頭痛がぁっ!!)頭押さえ
かくして…
空中庭園ならぬ、空中迷宮が出来上がった。
空中庭園をまず隠れ蓑として造られ、そして…
その異空間に位置する場所に、私と迷宮の子供として空中迷宮が出来たのだ…
ケイト「えええええええええええ!!!?・・;」驚愕←一番驚いている人
フィン「は、ははははは」乾いた笑い声←慣れた
テーマパーク型という体験型で、死人0というものとなった。
テロップ『頭痛の種のハーモニー♪』キラキラ←とっても煌びやかな枠でオペラのように突如歌い出す
僕の気持ち…少しは、わかってくれたかな?ケイト;