第72章 真相
ケイト「?やなの?」首傾げ
「や?」うるうる
フィン「うっぐ」ズキン!たじっ!←後ずさる
ケイト「そっか…フィン、やなんだって」
「ぐすっ」
フィン「い、いやとは言ってな
「マンマああああ」すりすり
ケイト「大丈夫…←なで
大丈夫たからね!」だきっ!!瞑目
フィン(僕の話も聞いてくれ!!;)
テロップ『もはや半泣き!』
そう2人の世界に入り込んで、抱き締め合うそれをよそに
ある文面が急に浮かび、鑑定の時に見える称号が増えた。
ケイトの称号が…
テロップ『『迷宮の主』という称号が手に入った!!』
『!!?;』
テロップ『異端児枠で重婚の枠が出来た!』
アルテミス「チャンスね!!
神なのだし!その枠を使わせてもらうわ!!」
ケイト「え!!?;」
フィン(もう…どうにでもしてくれ……)遠い目
テロップ『フィンは諦めた!!!;
ツッコミを放棄した!!;』
ここぞとばかりに現れたアルテミス…それにより……
ケイトへの重婚者…
重婚者は各種族2人までという規定だったので、アルテミスは正式には入れなかった…
のだが…!;
神:フレイヤ、ロキ
ヒューマン:アイズ、アスフィ
パルゥム:フィン、フィアナ
アマゾネス:ティオナ、アイシャ
エルフ:リヴェリア、リュー
ドワーフ:ガレス、椿
獣人:オッタル、アーニャ
精霊:ノアール、ブランシェ
異端児:迷宮、アルテミス←枠をぶんどった!
その重婚者(僕以外)の総意
↓
『悪用、利用しようとする人が寄り付かないように、生涯を懸けて守る立場。
それが重婚!』
ぶおっほぉっ!!←ケイトが勢いよく飲み物を口から噴出させた
フィン「ああ…もう、君を守れるのならいいか。
はははは」
テロップ『投げやりである!!;』
フィン「はっ!)だが待て!
何故迷宮がいる!!?;」
迷宮「ケイトと結婚したい…」キラキラ
ケイトがこれまで…迷宮でモンスターとよく遭遇する、モンスターから落ちるドロップアイテム数が倍に増える、その中でも希少なドロップアイテムが非常に多く出る、魔石の質が上層なら中層、中層なら深層並みに軒並み跳ね上がる、報酬が増える←1180ページ参照
これらは全て、求婚、及び、求愛行動だったらしい…
何故か土が盛り上がり、迷宮という小人族型の異端児が出来てからケイトへ擦り寄っている。