第71章 改革
国営会社
窓から光が差し込む中、自動ドアから中へ入っていく。
社内サポちゃん「おはようございます」
シン父「おはよう。今日もよろしく」微笑し手を軽く挙げる
サポちゃん「よろしくお願いします」お辞儀
社内サポちゃんに、社員証にもなるサポちゃんが話し掛けるだけで『タイム記録(タイムカード)』が刻まれ、
それと共に、たった2秒で座席へ空間トンネル移動。
何階でも関係なしに通り抜け可能。
ただし他の階の様子は業務への専念の邪魔になる為見れないようにしてある。
席に荷物を置くと同時に、首へ社員証がかけられ、上着が光となってすぐ傍の上着掛けに掛けられる。
着く席にはパソコン、仕事で必要になるものが綺麗に纏められているブースとなっている。
それは個室のような(用事がない限り)誰も入れず認識出来ない異空間にも出来、
トイレものびのびとした個室で、更にはタバコも好きに吸える。
シン父「ぷはぁ~^^//
あっ、いっけね!;
禁煙禁煙!;妊婦がいるんだから;」いそいそ消す
リラクゼーションルームもあり、静かな空間で一息。
人のいる空間か、いない空間か、好きに選べる。
サポちゃんが毛布を掛けてくれる。音楽を掛けるも家族の声を聴くも話すも自由。
昼寝15分、昼寝も業務時間に含まれる。
業務をより正確にこなす為の休憩として、という配慮からだ。
緊急案件が生じたようで、それにより会議の時間ギリギリまで業務をし、サポちゃんにより空間トンネルで送られる。
シン父「済みません、緊急の件でギリギリになってしまって」ぺこぺこ
部長「(サポちゃんから)報告は来ているよ。
性急に取り組むべきは緊急時の問題解決。気にしなくていい。
さあ、会議を始めよう」
業務に専念できる。
人生に寄り添う、パートナー。
として、知られている。
サポちゃんの見た目は『鞘付き盾』と書いたが、全てが一つ残らず『魔力金属』で出来ている。
鞘に魔力の手をかざせば、魔力が不壊かつ気絶付与の剣となって柄と共に顕現し、盾もまた同様に不壊かつ対象を全方位ありとあらゆる全てからガードさせるバリア機能を持つ盾と化す。
魔力金属とは、透明なエネルギー体でありながら実体を持つ、実体以上のエネルギー体であり、『至高の一品』とも呼ばれている。←1943~1944,2137~2138ページ参照
