第12章 手伝いと修業
ぴっ
ケイト「はいもしもーし」
フィン『済まない。
外に出かけたと聞いたのだがついでにあるものを買ってきてもらってもいいかな?』
ケイト「いいともー!」
アスフィ「え!?【勇者】の声!?」
フィン『!そこに誰かいるのかい?』
ケイト「うん。アスフィお姉ちゃんがいるよ」
フィン『……あー;』頭抱え
リヴェリア『?どうした?』
アスフィ「【九魔姫(ナイン・ヘル)】の声まで!?」
フィン『いや…すまない、【万能者(ペルセウス)】。
どうか、このことは内密にできるかな?^^;』
アスフィ「え、ええ。言われずともそのつもりです。
借りもたくさんありますし」
フィン『そう言ってもらえると助かるよ^^;
うちのケイトは規格外にもほどがあるからね;魔法からスキルまで』苦笑&汗
アスフィ「心中お察しします」←共感の極み
アスフィお姉ちゃん…ヘルメス様のことで大変苦労してきたんだね…(温かい目)
そんなこんなで瞬く間についたようで、あとはレーダーをもとに探すと言われた。
たった5分程度だけど話せてよかった。
支払いに500ヴァリス貰って、アスフィお姉ちゃんはヘルメス様のもとへ走っていった。
それから後、買い物の為に途中から馬車を降りて北のメインストリートを歩くことにした。
でも緊急依頼が入ってたらあれなので、ドン達はホームへ帰した。
さてと、足りない食材を買いに行きますか!
地下迷宮で食材不足って、死活問題にもほどがあるからねえ。
そんなこんなで歩いていると、レフィーヤと一緒に歩いている黒髪の女性が見えた。
?耳が長い?エルフかな?
どうやら買い物のようで、楽しそうに談笑しながら歩いていた。
お邪魔しちゃ悪いかな?
そう思っていると、周囲からひそひそ声が聞こえた。