第71章 改革

アスフィ「子供は他者への配慮や弱い者への労わりを学ぶ機会も少なく、ストレスが増加しやすい状態から、いじめという攻撃的な方法で他者を傷付けることにより、欲求不満状態から脱しようとしてしまう。
攻撃的な方法に転じよう、力尽くで解決しようとする思考そのものに問題があるかと」

ケイト「なるほど…

「不平不満からいじめたとして…そのいじめられた他者が、不平不満を感じていないと思うなよ。
気に食わなければ痛みを与えていいなら、逆も然り」

与えられる訳もないと思って、わかっててなおもやり続けているのなら
「何様のつもりだ？支配者にでもなったつもりか？」

と言ってみるかな…


命の保障だけはする。
その環境でなければ、その環境だからこそ、学べないこともあるから。
率先して保護して回ることはしない。自分の考える幸せの押し付けになってしまうから。


だから「環境を変える」のではなく…いじめをする者達、傍観者に『それ相応の罰』を与えて欲しい。

いじめで何をしたかで変わるように。



自己表現がうまく出来ない、なら、出来ないなりにどうしようかと一緒に考えたり、サポートできる環境が必要」


フィン「怖がる人がいれば？」

ケイト「心配しなくても、最初からしなきゃ裁かれることもされることも無いよ。

発散されないからって、抵抗しない人を捌け口にしていることに問題があるんだろうが。

生き物でもモノでも大事にしろ。
捌け口にして壊して傷害してあまつさえ殺して無罪だなんて何の冗談だ？

生涯において、何かしらさせるのが正当の扱い、咎ってもんだろ。


怪我させて、ごめんねで繰り返さないならいい。
繰り返していなくとも、繰り返しているかのように扱い、抵抗しないとわかればターゲットとしていじめる。
それが、いじめだろ？


いじめの現状を言ってくれた人がいたら…

あなたは守ったんだよ。
よく勇気を絞り出したね。偉いよ。
でいいと思う。


いじめっ子へのいじめになっちゃわないか？とも思ったが…そう思っていたら守れない。

される覚悟もないのに人へするのが悪い。
するからには、される覚悟ぐらい持て。
でいいと思う…


実際…予知でも、いじめている奴をウザがってた、嘲笑が一杯になってたし…
いじめられている奴こそが守られて、いじめている奴こそがそういう目に遭うべきって…」