第71章 改革
フィン「僕も…誇らしく思うよ」微笑
アスフィ「戦ってきたからこそ…今という道があるのです」微笑&満足気に頷く
ケイト「うん…だから、よかった!
だから…これからも続けていくよ?
大事にでも、暴虐でも、そのお返しで『大事に』って…」微笑
フィン「…そんな人は一握りだと思うよ?」
ケイト「ふっ)なら…←微笑
その一握りから、生涯、零れ落ちないよう頑張るよ。
私が決めた…私自身の道だから^^//」
フィン「だから…逆手に取られるんだって;」
ケイト「そんでもやる!!」
アスフィ「知ってますよ…
皆、知ってます…
だから…私達が守るんです。守るに値する人なので」微笑
フィン「…所で、君もアニマルセラピーを?」
アスフィ「あ、いえ…;
ただ…その…ジッとしていられなくなりまして;
済みません;飛び込んでいってしまって」
ケイト「ううん(頭振る)
私のことで、そんなに思ったり、考えたりしてくれて、本当に嬉しかったよ^^//
ありがとう//」
アスフィ「いえ…大したことでは//」俯
ケイト「愛している…^^//」
ぎゅっ←ケイトがアスフィを抱き締める
それに、どれほど僕達は助けられてきただろう…
そんな配慮に、どれほどの心無い傷を与えられてきただろう…
相手を慮り、同じ痛みや苦しみを味わって欲しくないと…助けになりたいという想いを、どれほど逆手に取られたことだろう…
守ることの意味――
それを、深く噛み締めていた
ケイト「人間とは―なんだろう?
何の為に生きているのか
互いを幸せにする為に動き合えたらいいのにな
でも、人には相性があるから…合わない人もいる。
出来るほど心に余裕のある時期も皆違う、出来る量や質だって異なる。
でももっとと、場所や地域によっては求められることもある。
そんなの知るかって国も同盟国にはあるだろうから、そこに行ったらいい。
人を痛め付けない締め付けが少し緩いぐらいまでも、『命だけは必ず保障させる』から。
同じ似たような人達の所に行くでもよし。
違うからこそ刺激を受けたい、学びを得たいなら別の所に行くでもよし。
各々で、合う地域で、気軽に行けて、気楽に住めて、自分のペースを大事にして…
そうして生きていけたらって…
私の、当時の周りは、誰一人として、待っちゃくれなかったから――」