第12章 手伝いと修業
フィン「……」
ケイト「人の力になれるよう自分のできる範囲で頑張って、他の評価なんて気にせず突っ走る!
街の人達の基準では悪者だったんだって、受け入れることができた!
でもそれだとしても街の人達、私に向けてやり過ぎだったよね?っていうのはあくまで私の主観で、その当人達にはなかった。それだけなんだ。
その当時の私は、ありのままの私を貫き通す勇気も訴えかける行動力もなかった。
だから余計に、それが加速しちゃったのかなって……
だからといって擁護はしないよ?してもらったことないし、庇えるようなそれでもないもの。
皆が皆、自分のありたいように行動して、その我がままの結果がそれだったんだって思ったんだ!
だから、いずれにしろ皆が皆我がままなんだから、自分のできる範囲で自分なりの我がままを貫く!
皆の為を想った、大好きな皆の力になれる我がままを!!^^
いずれにしろ皆そういう風にありたい形を貫き通してるんだから、それぐらいいいよね!
間違ったら殴ってでも止めてくれる人がいるんだもの!大丈夫大丈夫^^♪」にこにこ
フィン「…」ぷるぷる
ケイト「?どうしたの?フィン、震えt
!!!!!!!!??」ぎょっ!!
フィン「いや…君の成長が嬉しくてね^^」ぐすっ←涙がぼろぼろ出てる
ケイト「フィ…」わなわな
フィン「ん?」
ケイト「フィンが泣いたあああああああ!!!!?」絶叫
フィン「い!?;ちょっ、ケイト
ケイト「泣いたの初めて見た!
どうしようどうしようどうしよう!!えっとえっとえっとえっとえっとー!!!」あせあせ、あわあわ
壊れたテープレコーダーのように同じ声ばかり繰り返して慌てふためくケイトに
フィンは涙ながらに笑みを浮かべるばかりだった。
その後、間髪入れずに入ってきた人が。
ティオネ「団長!泣くのなら是非私の胸で!」はーっはーっ!
ティオナ「邪魔しちゃ悪いってば!」
アイズ「落ち着いて!;」
レフィーヤ「お邪魔になっちゃいますから!」
三人がかりで押さえられながら必死に駆け付けようとするティオネ、混乱に陥ったままのケイト、全員がありたいようにあったそれは…
ギャーギャー
フィン((くす)賑やかになったね、本当に…^^)くすくす
とても賑やかで見ていて和み、笑みを浮かべたという。