第12章 手伝いと修業
成果を聞いた私はテンションが上がり、思わず拳を握り締めながら机に足をかけて叫んだ。
何故か皆も参加して5時間かけての圧縮修業ということにするらしい。
ケイト「あのさあ。火の車なら私の資金をあげればいいんじゃないのかな?
だってお金使うことないし、半分ぐらいはせめてあげたい」
フィン「好きにしたらいい…と言いたい所だけど、できれば貯金しておくことをお薦めするよ。
これから先、必要になることだって多い。多いに越したことはないのだからね?」にこ
ケイト「わかった!
部屋に金庫空間を作ってそこに詰め込んでおこう!
フィンと私にしか開けれないようにしとくから完璧だよ?^^b」
フィン「そうだね。勝手に開けないよう気を付けるよ」
ケイト「いや、そういう意味で言ってるわけじゃないよ?;」あせあせ
そんなこんなで、晩御飯を食べている内…気付いたことについて話し出すことにした。
もう心配しなくても大丈夫。
迷わず前に進むと決めた。そのことを伝える為に…
ケイト「…フィン」
フィン「?どうした?」
ケイト「……私さ、もう迷わないで進んでく」
フィン「!…そうか」
ケイト「気付いちゃったんだよね。
…人って、我がままだってさ」
フィン「え?」くるっ
ケイト「だってさ…結局は、自分の意思じゃん。
自分なりの見え方、視野、考え方、実行力!
皆…限界がある。誰もが完璧じゃない。
だから他の個人にとって間違いもおかす。
私の赦さない憎い苦しい痛いっていうのもさ、その食い違いによるものなんだよね。
それで悩んでたって考えてたって解決するわけないんだ。
なんだって消えるものじゃないんだから。
だから、さ…こう考えることにした!
私は、我がままのままでいい!^^
ありのままに前を向いて、できることやって
傷に負けて制限するんじゃなく、今を後悔しないよう楽しんで生きるってね!^^//b」ぐっ!
私の方を向いて右隣に座っていたフィンが、その言葉を放った時に目を丸くした。