第71章 改革
フィン「ケイトが人のせいにすることと言ったら…」
アスフィ「あれですもんね;」
例↓
ケイト「お前が愛し過ぎるのが悪いんだああああ」
フィン「悪ふざけのように見えるかもしれないが本心なんだ;」瞑目苦笑嘆息
ケイト「お前への愛しいという思いが爆発して、私を暴走へと掻き立てるんだあああああ!どうしてくれるんだああああ」
アスフィ「あなたの責任でしょうが!!!!」
ケイト「愛し過ぎるんだよバカああああああーー!!!」
『バカはそっち;』苦笑
そこがいいんだが…
屈託のない、裏表のない愛情を一身に受け、
その愛情が故に暴走するケイトの姿に、僕等は苦笑する外なかった。
だが…そんな風に想われて嬉しくない訳もなく、口元をにやつかせてしまうのは仕方ない。
神官「人のミスを取り立てない、器の大きな人になりましょう。
身も心も疲れ切っていて思わぬミスをする人もいます。ミスをしない人はいません。
また、意図的、故意に、悪意や害意を持ってした場合は、例外なく市民カードが真っ赤に染まり、示してくれます。←2150,3288ページ参照
学生カードもね。
だから、自信を持って、胸を張って生きていきましょう?
あなた達は、胸を張れる人です」微笑
『はい!!』真剣&気を付け
といったやり取りが神殿内で行われていた。
ケイトの市民カードは真っ白だ。
理由は…もう言ったとは思うが、『されたくない』と思う「無辜の並盛町民達」に『共感』して、常に今後も「彼という命がある限り」増え続けることを確信して
彼の、勝手さ、タイミングや都合無視、民が防ぐ術の無さ、民の心身及び器物損壊被害、それらを軽視する態度、その怒りと憤りからの言葉だからだ。
まあ白蘭やザンザスの件のも、例のされたくない、痛いという想いに共感したが故の怒りだ。悪気がなく、今後も死ぬまで続けていくだろうことの確信から…
最低だと伝えたいのではない。今後もずっと出続ける被害者の心を、無視しないで欲しい。軽視しないで欲しい。それまでをも優しさだと評さないで欲しい。
そうされることが…とても歯がゆくて、やるせなくて…哀しい。
その被害者に、どう在っても共感してしまうのだ…
己という枠に合わせろよと合わさせている愚行まで、取っている本人が気付けてすらいないことにも怒ってしまう…禁じ得ないのだ…
