第71章 改革
世界同盟という改革は、こうして進んでゆく…
理想の実現の為に……←2954~2957ページ参照
アスフィ「ケイト…
大丈夫です。
そんなに、全部抱え込まなくていいんです…
あなたを守ろうとする人は、ここにいます。
今はもう、こんなにいるんです…だから……大丈夫ですよ」微笑
ケイト「……
うん…(微笑)
ありがとう^^//」
ぎゅっ
抱き締め合う2人に、思わず即座に…反射的に咳き込んだ。
フィン「んんっ!」空咳
ケイト「?」ぐすっ
フィン「僕もいるのを…忘れないでおくれよ?」
ケイト「勿論^^//」
アスフィ「彼の件、要点を纏めますね?
性格はいいとは思います。勇気を絞り出せるのも…
ですが口先だけに終わってしまっている。
傷付けたくない殺したくない、その言葉も口先だけで終わり
新たな気絶だけで済ませられる戦法や戦術を考案して、努力すればいい。
それだけの点を、何もせずに喚くだけ。そして人のせいにする。という問題が一つ。
自分のやりたいことへの後悔>自分のしたことへの後悔
この図式が覆らない限り、>が<にならない限り、力を持つに値せず。
もし持ってしまえば…死ぬ気になった際、常に悲劇が繰り返されるばかりか甚大化し続けるだけ。
「全て自分の為」という理由の心髄はそこにあるかと。←3373ページ参照
本人の精神面というか、感性というか…「その人格」に問題がある為、どうにもしようがないのが事実であり結論。
力を持たせてはいけない根本的理由だと思われます」
ケイト「一生懸命なら、気を付けてさえいれば、壊しまくってもいいの?」
フィン「君の場合、死ぬ気モードで「死ぬ気で壊さない!」となってたからね」
ケイト「反省してます。銃弾食らわないようにしなきゃ;」ずうううん
フィン「これだけ差があるのだからいい加減違いにわかって欲しいな;」嘆息
アスフィ「そもそもがケイトは人のせいにしなさ過ぎなんです;
真面目で几帳面で…自分のしたことは全て自分のせい、他人のミスも自分がこうしていれば防げたんじゃと背負い込む;
これもこれで問題ですが…人への実害はありませんからね;」
フィン「まあ…ね;
別の意味で被害が出かけてはいる訳だが…
僕等が遠ざけなければ、大事にしようとばかりするのは確実だろうし;」
アスフィ「本当にそうです;」
