第12章 手伝いと修業
剣を振り下ろす。盾で防ぐ。
脇腹を横から蹴り上げる。他の人が右横から攻撃を繰り出す。
それを防いでいる間に囲み、防御役が前に出て
攻撃役が後ろから攻撃する。魔導士もまた後ろから攻撃。
それを瞬く間に避けながら間をすり抜け治療師へ。
間に入れるものが入り、周囲から一斉攻撃がかかる。
素早く後ろへ跳びつつ魔法を繰り出す。
魔導士も繰り出し相殺する。
着地地点を見極めつつラウルが攻撃、引き付けている間に皆で攻撃。
ケイト「うまい!うまいぞ!
だが甘い!!」
どごぉっ!!!←地面を殴りつけて煙幕を作り出す
ラウル「煙幕!?;」
アキ「魔法準備!!」
ラウル「皆攻撃に警戒するっす!!」
ケイト「そこは固まるべきだたわけーい!!」
どっごぉん!!!!!
『うわあああっ!!;』←全員纏めて吹き飛ばされた
ケイト「いいか?
見えなくなった場合はどこからも攻撃できないよう、またはされても通じさせない為に防御を固めること!
中心は治療師、回復することでまた戦えて時間も伸びるから!
その次に魔導士、一撃必殺で倒せる可能性があるから!
最後に攻撃役と防御役!そのどちらも欠かせない。
もし偶数でなくなってかけるようになれば互いに補い合えるよう工夫しろ!!
穴をついてくるのを逆に利用する気でやれ!
魔導士は必要時に治療師へ怪我人を運ぶなり何なりすればいい!
常に頭を回転させるのを忘れるな!!」
『はい!!』
ケイト「どんなやり方で攻めてくるかわからん!!
どんな状況でも適切なやり方を忘れるな!
最優先は自分達の身!その安全だけ考えてろ!!」
『はい!!』
ティオネ「軍師ね…」
ティオナ「理屈っぽいけど理に適ってるよね」
アイズ「身が無事でなければ戦い続けていられない」
ケイト「次の状況行くぞー!!」
組み合わせにして万通り、それを1日で叩き込み続けた。
休む間もなく、昼御飯の時に戦術を解き
リヴェリアにも途中で参戦してもらい、皆に合った立ち回り方を研究した。
夕方まで付き合ってもらい、中々に有意義な時間だったとリヴェリアから褒められた。