第70章 新天地
4歳以下がタダの理由は…その年齢を統一する為だろう。←1357,1358,2372ページ参照
コクーン往復年間無料パスポート(2008ページ参照)もあるが、それは国営企業の国外にある分店または支店で異動となった人達ぐらいにしか支給はされないようにしている。
そういったCMを見守っている中、ケイトが叫んだ…
ケイト「やり過ぎ!!」
テロップ&皆『お前が開発、発明したんだろうに…)…』じと目
全員からじと目で見つめられていたが…本人は気付く気配さえ見せなかった…
全てに適性がなく、家に引きこもりたいと主張する人には…
ケイト「家具に関しては既にもう行き着く所まで行き着いたから…
それ以外の方のテスト、テスターって職業で。
自宅モニターみたいなもんでよろしく」
文字起こし苦手な人はAI補佐ありで働けるよう、会社のサポート科(部署)からサポートされている。
職業にも、仕事を振り分けるサポート科、バランサー部署があり…
専務「やあ、ヒロシ君」
シン父「あ!専務!
いつもお世話になっております。お陰でとてもやりやすく」ぺこぺこ
専務「こちらこそいつも助かっているよ^^
そちらは任せたよ」ぽんっ←肩に手を置き笑い掛ける
シン父「は、はい!//」気を付け!
専務は社員全員の名と仕事内容を覚えていた。
シン父「これだよ…!(ぷるぷる)←震
俺が求めてたのはこういう職場だよおおおおおお!!;;;」
感慨に打ち震え、泣きじゃくり続けていたらしい…
ちなみに、自宅での仕事もでき、ちゃんとそれ専用の異空間も保証されていた。
それと同時に、昼寝を取るべきとする法律まで作られた。
最低15分だけでも目を瞑ってジッとしているようにと。
AI補佐も完備され、十二分にいかんなく力を発揮できたという…
ケイト「好きなことを持続してやる方が大事なんじゃない?
あきらめることも、投げ出すことだっていつでもできるんだし…それをしないで続けてきたことこそが財産なんじゃ?」
心を痛めてくれるのも、それだけ人のことを真剣に考えてくれるのも、悩んでくれるのも、ケイトが初めてだった。
普通ならば適当に流してこなして終わる。
それだけでなく、相手へ配慮し、重視し、尊重しようとしていた。
『仁徳溢れる王』という共通認識を抱かれていた――