第70章 新天地
ケイト「私が処理しようか?」キラキラ
フィン「やめてくれ;それこそ立つ瀬が無くなる;(ずーん)←肩落とす
(ただでさえ今回僅かとは言え、ケイトより先に気付けなかった件で無くなったばかりだというのに」
ケイト「?そんなの気にしないのに」
フィン「僕が気にするんだ;頼むよ」←未だ額に右手を当てたまま、左掌をケイトの前へ出す
ケイト「わかった。
愛してる^^//」
フィン「…///」
いつまで経っても新婚ドキドキ気分のままの気がする…
自由で、明け透けに言うばっかりで…好意以外何もない…
フィン「…君も、体が疼いたら教えてくれ。微力ながら付き合うよ」
ケイト「勿論!
その代わりフィンも
フィン「そこは僕に任せてもらえないかな!?;」
ケイト「ええー;
じゃあいいもん(ぷくー)
私も私でやるもん」ふんっ←そっぽ向き
フィン「ガーン!!)!!;
そ、それはそれで…;」しどろもどろ
ケイト「嫌なら?」キラーン!←フィンの双眸睨視
フィン「……
参った、降参だ」お手上げ
ケイト「よっしゃ勝ったー!!」
フィン「お言葉に甘えるとしても…
君にしてもらうのはただ傍にいること、それだけで十分だ。
男として、やっぱり…うん。かなり来るものがあるからね」
ケイト「?それって何?」
フィン「…言わせないでくれると助かるよ^^//;」腕組
ケイト「?」
フィン「そこはほら…男の沽券に関わるから」
ケイト「そっか…よくわかんないけどわかった」
フィン「どっち?;」
ケイト「聞かないで欲しいってとこだけ」
フィン「あ、ああ…助かるよ、本当に、非常に//」俯&中腰
ケイト「一体どういうことなんだろう?)???」
フィン「…////
(これ以上、僕のことであれこれやられると、見ていて可愛らしくて可愛らしくて愛らしくて襲いたくてたまらなくなる。
健気なっ//奮闘しようとっ//ああもう、今食べたいっ!//」
顔を両手で覆い、我慢!我慢だ!!と打ち震えている僕の心情等さっぱりなのか…
はたまたどうでもいいのか…
大好き!と満面の笑みで、背を向けたままの僕を意に介さず、背後から抱き締めてきた。
止めを打たれた僕は…それだけで、抜いてすらもいないというのに達してしまったようで……
言葉責め、愛情責め、という言葉が僕の脳内辞書に刻み込まれた…