第70章 新天地

フィン「もう少しスムーズに出来ないものかなあ…^^；）

で…一体何の企みがおありで？」苦笑

ケイト「…ぜぇーぜぇー；

…夜分にご奉仕でもと//」
参った；

変な所にばっかり気遣いを…；


フィン「…意味は？；」

ケイト「…うんっと…//（もじもじ）←人差し指同士ぶつけ合う

妊娠しているから、お相手できないから…//
せめて満足できるようにと」上目遣い
フィン「余計欲情するからやめてくれ（ないか！！？；）！！；」ガシッ！！←両手で両肩を掴みながら揺さぶる

ケイト「…え？；何で？；」
フィン「何でも何もない！！！！；
そういう可愛いことばかりされたら僕の！精神が限界だ！！！」

ケイト「へ？え？」きょとん

？？？と頭に浮かべるケイトに、僕は憮然と、高らかに叫んだ。

情けない事実を…暴露するように、ぶちまけるように、ケイトへぶつけた。


フィン「男がそんなことをされて襲わずにいられるなどと思わないでくれ！！！
男は獣だ！！野獣だ！！！現に今！襲いたくて襲いたくてたまらない！！！

傷付けたくなくても止められない衝動に駆られて女を抱いてしまいたくなるのが男だ！！！それに負けて襲い掛かるのが男だ！！！！
どれだけ我慢できても限界が必ず存在する！！！いいな！！？」

ケイト「やっぱり優しいね^^//」へにゃり
フィン「君は僕の言葉を聞いていたのか！？；意味を分かって言っているのか！！？；」
ケイト「う！ん！！（大きく頷く）

私…抱かれても本望だよ…//（恍惚笑み）
それごと大好きだから^^//」

フィン「だから…今回は抱く訳にはいかないと言っているだろう；」半泣＆嘆き

ケイト「…なら…それも愛情に変える、じゃなかった？

抱かないまま、こうやって（だきっ！＆すり）←抱き締め、首元へ頬擦りをする
大好きって想いを、伝えさせて…^^//

嫌いな所も、それごとひっくるめて大好きで、あってこそのフィンで…この世で、何よりの、一番の男だって///」

フィン「…//（ぽとっ）←感涙

はあっ…//；」

その言葉だけで達してしまった自身が情けなく思い、額に手を当て嘆くように天を仰いだ。

しかし…それごと大好きだと、包み入れてくれる…優しく、温かな想いに…
僕もそれに応えるように、猛り狂う欲情を大好きだと愛に変えるように、「僕もだ」と抱き締めた。